2010年12月27日月曜日

人生初の雪嵐(スノーストーム)

今日の朝起きてみると、細かい霧のような雪が舞っていました。
まさかそれが夜には、かわいいと喜ぶどころじゃないくらいの雪嵐に変わるとは!
気温はそれほど寒くはないのだけれども、とにかく雪が色々な方向からぶつかって来る。

携帯についているカメラで撮ったので、スゴさが写せなかったのだけど、この写真を撮った後には
もっともっと威力を増して豪雪、豪風になっております。
こちらの雪はさらさらしていて、地面に落ちた雪も風が吹くと再び舞い上がってきます。
明日の朝にはどんな景色が広がっているか、楽しみのようで恐ろしいような。。
Mも私も長靴はいらないでしょう〜と思い買わなかったのですが、今日になって”明日はどうやって動くか”が
問題に。とりあえず靴の外側にとりつける滑り止めをせめて買おうと探しましたが、見つからず。
ふたりでペンギンのように歩けばなんとかなる!と言い合いながら歩くが、そんな努力も虚しくツルッと
滑ってしまいました。大変危険です。家の前は緩やかな坂道。今の段階でバスが立ち往生。タクシーは滑って
後退していったり。恐ろしやー。
NYではよく長靴を履いている人を見かけていたので、なんでかな??なんて思っていましたが、
必需品のようですね。買っておけばよかったーーーー。今となっては買いに行くのも大変だぁ。。

2010年12月17日金曜日

かぼちゃ

最近知り合いにButternut Squash バターナッツカボチャ が美味しいわよと聞いて、
スーパーで買ってきました。

見た目、まずそうなのだけど。。人に聞かなかったら一生買わなかったと思う。
切ったら上部の細長い部分には種がない。さつまいもみたい。中はオレンジ色。
自然な味をみるために蒸してみました。
日本のかぼちゃみたいにホクホクとはいかないけど、べちゃっと水っぽいわけではない。
煮物に良さそう。甘みもありました。潰してケーキとかにも出来そう。大きい表面がオレンジ色の
カボチャは水っぽくてスープ以外の調理には向かないけど、これならいいかも。
キリコは日本のカボチャが好きだったので、蒸しカボチャをあげてみたら、喜んで完食。
よし!これでう○ちが固い時には食べさせることが出来る。

2010年12月15日水曜日

英語 分かる 分からないの言い方

適切な単語(言葉)を選ぶって難しい。
言葉の裏側のニュアンスってものがあるから、辞書で調べた通りの単語を使うと
時々、相手を驚かせてしまう事も多い。
フランスにいる時に、フランス人に対して”これからもよろしくね”と軽く言いたかったのに、辞書に載っている通りの
文章を使うとフランス人的なニュアンスでは ”未来永劫、わたくしをどうぞよろしくお願いいたします”と
いった感じになってしまう。丁度それを日本語が少しできるフランス人に言った事で、
”おおーー重いよそれー。すごいですね”と答えられたのを思い出す。笑
そういう辞書の単語と実際に使う単語のニュアンスミスでの失敗は多い。外国人だから、そんなに考え込まなくて
いいのだけど、単語によっては外国人だから、まぁ許すよ という範囲以上の単語もあるので、流石にそれだけは
避けたい。

先日出会ったNYに来て10年という女性に英単語のニュアンスの違いを質問してみた。
ありました!よく使う文章に。
それは””分かりますか?””です。
つたない英語を私は話すので、話の途中によく”わかる?”と確認するんです。その分かる?の間違った言い方は
"Do you understand?" これ、イギリス英語ではOKらしいですが、アメリカ英語では駄目〜!
意味合いが ”あなたのオツムでも分かるのかしら?”みたいな感じになるそうな。
いかんいかん!
適切な言い方は Make sense? でした。
Dose it make sense? でもいいそうです。これはくだけた言い方じゃないですよ。会議とかでも使うそうです。
そして”分かります”とうなづくように使う事も出来ます。それはMake senseだけ。
 有名なYou know?って聞く言い方は連発すると、頭悪い人と確定されるそうですし、
”あなた聞いているの?”のようなニュアンスも少し含まれるそう。

”Is it clear?""right"は使って良いそうです。
ここ2ヶ月で何度"Do you understand?"と使っていたか。。
こういった若干相手を傷つける言い方って、言われたほうが訂正しないですからね。自分で学ばないといけません。
まだまだこういう単語があるんだろうな。。

ちなみに”分からなかった”は I didn't get it" です。
”I don't understand" " I can't understand"は 
貴方の言っている事がどうも理解できない、
貴方の言い方が悪いんじゃない?みたいな感じも少し含まれるそうなので注意。
"It doesn't make sense"だと 相手の意見に反論するときに使うそうです。
”訳がわからないです”の意味になるそう。

こういうのって中学の英語の授業で教えて頂きたい。アメリカ英会話 と イギリス英会話とね。
たった一言の言葉のミスで交友関係が崩れる事もあるということ。
だって、片言の日本語を話す外国人に” ねえ、あんたちょっと理解力無いでしょ?私の言う事理解できないでしょ?”って言われたら、これから付き合うのはやめようかなって考えますよね?
でも本人は、馴れ馴れしい言葉を使ったと思っていないし、ましてや貴方は頭が悪いんじゃ?と言ったと分からない。 また気づいたら報告します。

2010年12月9日木曜日

ジョンレノンよ永遠に

中学生の時に初めて買ったCDはビートルズでした。
他のCDを買うには電車に乗って大きい街に出ないと買えなかったのでしばらくの間はこのアビーロードというビートルズのアルバムを聞き続けていたのを今日ひさしぶりに思い出しました。
そう、今日はジョンレノンの命日だからです。
NYに暮らしているならば、命日には彼が住んでいたダコタハウスとその目の前にあるセントラルパーク入ってすぐの
モニュメント(ストロベリーフィールズ)へ行きたいと思っていたので、今日行ってまいりました。
思った以上に感動しました。

ジョンレノンが亡くなって30年が経つというのに、モニュメントの周りに集まる大勢の人々には
共通の想いを感じ、暖かさのようなものを感じました。 戦争のない世界、殺し合いの無い世界、平和への願い。
皆がジョンレノンの歌、ビートルズの歌を合唱していました。



ストロベリーフィールズからみたダコタハウス。

ダコタハウスの玄関。ここでジョンレノンが心ない一人の彼のファンによって凶弾に倒れました。

ダコタハウス路面にある柵には一輪のバラが。

本当に惜しい人を亡くしたなぁ。平和な世界をみなさん願いましょう。

すごく驚いたことに、ダコタハウスのすぐ近くに来た時に、携帯の音楽サイトPandraから無作為に選出されて流れて行くというシステムにも関わらず、偶然にもビートルズの曲が流れて来たのです。鳥肌ものでした。
これは観光名所の近くに近づくと勝手に流れるわけではなく、本当に命日とか関係なく星の数程ある曲のなかから、
ビートルズが流れてきたのです。こんな偶然ってスゴいですよね。感動倍増です。

Imagine(イマジン)からワンフレーズ。 You may say I'm a dreamer but I'm not the only one
I hope someday you'll join us and the world will be as one.
(君は僕を夢見がちというかもしれない、でも僕は一人じゃない。いつか君もいっしょになってそして
世界がひとつになるようにと僕は願っている)

2010年12月7日火曜日

ロックフェラーセンターのツリー

日曜の夜にロックフェラーセンターのツリーを見に行きました。
先週火曜の点灯式はマライアキャリーが来たらしいですが、ロックフェラーセンターはビルに囲まれた場所にあるので、2時間前に並んでいてもツリーが見えないくらいに込むそうです。

ツリーは確かに大きかったです。こんな大きいモミの木をよく毎年運んで来るなぁ。
てっぺんの☆にはスワロフスキークリスタルが使われているのだそう。
手前のエンゼル達はクリスマス時期だけに飾られるようで、ツリーに行くまでの100メートルくらいの
参道?にエンゼル達が置かれています。
このツリーの下には有名なアイススケートリンクと金のエンゼル像が半地下部分にあるのです。
きっとこのスケートリンクから見るツリーは綺麗なんでしょうね。



街角にこんな大きなオブジェが!ツリーのオーナメントの巨大ボールがとても素敵。
NYには大きなコンテンポラリー金属彫刻がビルの狭間に所々あるところが私は好きです。


次にm&m'sチョコレートの大きいビルがあるということでタイムズスクエアへ。

随分と大きいお店でした。Tシャツ、タオル、マグカップ、ぬいぐるみなどいろいろなm&m'sの商品が
沢山。ここもなんとなくディズニー風。子供が来たら喜びそう。

チョコレート量り売りコーナー。こんなに色があるんですねー。
自分の好きな色を混ぜてお土産にすることも出来るわけです。でも肝心の味がちょっと残念。

2010年12月6日月曜日

初雪

今日、NYに来てから初めての降雪です。
素手を出していると氷を触っているみたいに冷たく、信号待ちの間も痛くて辛いくらい。
風も強いので、余計に寒い。
これが豪雪&豪風だとストームっていうやつなのでしょうね。恐ろしい。

2010年12月3日金曜日

ストレス解消ボタン?!

事務用品のお店で見つけた変な物。

この赤いところのボタンを押すと”That was easy"(簡単だったでしょ)って言うだけのものなんです。
何度押しても同じ台詞。
これだけ〜〜!しかもいくつか売れてるし!
もちろん買った人はお笑いグッズとして買ったのかなと思うけど、これ買うくらいならまだまだストレスは
溜まっていないんじゃないかなとも思う。
人によってはこの台詞は逆効果の気もしてくるけど、アメリカ人としては日本語で言う だいじょうぶ〜 
みたいな感覚なのかな。大丈夫と言われても、辛い時にはやはり逆効果。
うーん とにかくエコじゃない!売れなかったらゴミになっちゃうんでしょ。
せっせと毎日マイバック持ち歩いているのに。。

セントラルパークの紅葉

NYには13年前くらいだろうか、妹と5日間だけ来た事がある。
その時にはもうNYは来る事はないだろうと思っていたから、有名な美術館や博物館に毎日の様に
妹を引き連れてヘトヘトになるまで歩いたことを覚えている。そんな美術館観光の日々だったので、
有名なセントラルパークには足を踏み入れる事無く旅は終えてしまったのです。

11月20日に自宅から15分くらい歩いた所にセントラルパーク 96ストリート側入り口があって
紅葉も終わってしまうだろうからと行って来た。

East 96th streetを真っすぐ公園まで行くとこんな風に入り口が見えてきます。

しばらく公園を南下してみると色とりどりの紅葉が目に飛び込んできました。
こんなにカラフルな紅葉は久しぶり。多分日本以来だから8年ぶりだろうな。



公園の真ん中にはジャクリーンケネディオナシス貯水池があります。公園の池としては大きな規模ですよね。
マンハッタンの西側の街が池の向こうに。


この96ストリート側入り口から公園の端を南下していくと左側にはグッケンハイム美術館があります。
13年前はとても大きいなと感じていたのに、意外と建物が小さいのだと思ったり、
はたまたメトロポリタン美術館もすぐ近くにあるのだが、これは逆にこんなに大きかったか!と
驚いたり。一度前に訪れた街を再び訪れるというのは、自分の成長が少し感じ取れて興味深い経験になりました。
あの頃は何を思ってココに行きたかったのかとか、この場所で何を感じたかなど、昔と今の自分の感じ方が違って
くるのは同じ人物の経験としてはとても個人的に楽しいことです。
13年前に訪れた場所で今回まだ訪れていない場所は沢山あるので、少しずつ思い出しながらもう一度
歩いてみたいなと思いました。

2010年11月30日火曜日

サンクスギビングデー(感謝祭)

サンクスギビングデーは全米祝祭日です。1621年にイギリスからピルグリムの人々が移住して来て翌年の秋の収穫に感謝してごちそうを食べるということが始まりだそうで、アメリカでは11月の第4木曜日がサンクスギビングデーとなっています。家族が集まり七面鳥とパンプキンパイなどを食べるそうなんですよね。私はアメリカに来るまで知らなかった
のですが、この感謝祭は日本のお正月くらい大きいイベントなのだそうです。
この日はNYの老舗デパートMACY'Sメイシーズが主催して巨大な風船を用いたパレード「Macy's Thanksgiving Day Parade」の恒例行事があります。
メイシーズデパートの前ではTV中継されてブロードウェイの役者さんたちや歌手などのショーが放映されていました。
写真はTVから撮りました。

この感謝祭だけでなく、NYに住んでいて感じたのは最上級の盛り上げ方は ディズニーランド みたいな感じなんだな。
ということです。ディズニー式の盛り上げ方が今のアメリカの定番になったのか、別の何かからディズニー式が生まれたのかは分からないのだけど、とにかく笑顔でオーバージェスチャーでカラフルな感じが良いとされているみたいです。
お店に行くと店員さんが”ようこそ!楽しんで行ってくださいね””素晴らしい日をお送り下さい”など笑顔で手を振り、
お店のコスチュームを着てお店入り口やエスカレーターの降り口などにいるのです。
これは結構驚きました。年末の華やかなシーズンだということもありますが、街中がメディアがみんなディズニー式。
パリに8年近くも居たからか、営業スマイルというのを久しぶりに見て”おおっまた別の外国に着たんだな”と実感。

風船パレードはこんな感じです。



このパレードの最後尾には大きい台車に乗ったサンタクロースが手を振って出てきます。これまた恒例なのだそう。
近くにいた子連れの家族は”ほらサンタさん来た、終わりだよー”という声がちらほら。
ディズニーもそうだけど、アメリカは夢の世界を作って、人工のものだと分かってはいながら、そのことを
考えないようにして人口の夢の世界を楽しもうという所があるんだなと思いました。
そして日本もそのアメリカの精神を沢山受け継いでいたんだと感じました。
食品では特に”あっこれアメリカ発の商品だったんだ”というものも多く、アメリカ式の生活様式が
素敵なものだとして、まねてきたりしてきたのだなと今やっと分かりました。
本来ならへぇーーと驚くくらいのことをアメリカではワオー!すごく素敵ね!と大袈裟に驚いたりすることには
無理があるのですが、生活していてアメリカ人に馴染むにはこれが少なからず必要なようです。
アメリカの料理は大味だと言いますが、まさにライフスタイルも大味。ピンクのケーキにこれまたハートのクッキーの飾りと砂糖で出来たお花も乗せちゃったらもっとキュートでしょ?みたいな感覚。
パッと見ゴージャスだったらハッピー。という感覚がディズニーの世界ともリンクしている気がします。
ディズニーもどっぷり入って楽しめばいいじゃない人工でも。という所です。フランスと正反対の世界観でまだ生活に
慣れていない感じがします。フランスは人生の悲哀がむき出しで覆い被さってきますが、アメリカは楽しさが人工的で人の内面というのが汚れた物かの様に見せないようにする。フランスもアメリカも一長一短だね。

2010年11月24日水曜日

フランスとアメリカの広告の違い

先日Mと散歩していた時の事、Mが足を止めじーーっと一枚の広告を見て考えている。
それがこれ。


シャネルの香水ココマドモワゼルの広告。
Mが一言”あっ、裸じゃない。”
あっ、この広告はフランスでも見てたけど、確かにフランス版は裸に近い。
それがこれ。


確かにフランスの広告は肌の露出度は高かった。下半身の大切な部分を他のものでもじったような広告とかも
あったなぁ。そういうのを観る度に、ああフランスだなぁ。って驚いたものでした。

それにしても、よくMが気がついたこと。流石男なんだなぁと。そういうことにはピン!と来るみたいです。

2010年11月22日月曜日

英語の勉強(長文ですよ)


学校近くのマディソンスクエア公園周辺

 さて、アメリカに着いた。英語を勉強しなければ。
恥ずかしいほどに私の英語のレベルは低い。中学生の時に誰もが受かった英検4級でさえ私だけ落ちた覚えがある。
合格発表の前に女子生徒達が、これ落ちる人いないから〜なんて言っているのを聞いた後での発表は身にしみた。
かける言葉がみつからない周囲の友達に気を使わせてしまったのも昨日の様に覚えている。
現在完了、過去完了、わけがわからぬうちに授業はどんどん進み目の前のテストの為に、苦手な丸暗記だけして
その場しのぎばっかりしていた。大学受験さえ終わればもう英語からおさらば出来る。そんな感じでした。
 案の定アメリカについて英語ばかりの環境に焦った。早く勉強して楽になりたい。
しかしながら私がNYに来たのは10月入ってから。大学付属の語学講座はもう今期始まっていて入れない。
プライベートの語学学校は情報を集めれば集める程良い噂を聞かない。それらは学生ビザをだしてもらうのが目的
で登録している学生ばかりで、学校側も教師側もどんな授業をしてもお金がはいってくるので、だらだらしていると。。パリでもそういう語学学校は多いので想像ができる。だらだらした授業で時間だけ経って行くという語学学校の経験もある。安めとはいえ、お金がもったいないな。そういうわけでNYにいる日本人が意見交換しているサイトで
自分に合う今から行ける学校はないか聞いてみた所多くの人がおすすめした学校がありました。
インターナショナルセンターです。
ここは学校というよりもセンターという表現がぴたりとはまる。
3ヶ月、6ヶ月、1年用どれかの会員になり、センターのカフェスペースでとにかく知らない人と話しまくる。
授業も11hくらいから1時間づつの授業が19hまであるけど、クラス分けテストがあるわけではないので、
自分のレベルかな?と思う授業に出てみるというシステム。生徒は15-25人くらいいてテーブルはないので、
先生の話を聞いたり、授業によっては小グループに分けられ与えられたテーマについて話す。
6ヶ月以上の会員は+100ドルで10回分の会話コーチとのトレーニングもできる。

フランス語を勉強した経験からだと、語学は本での勉強も大切だけど、頭で考えた事を声にして出すという
コネクションをスムースにする、外国人と話す勇気というのもかなり大切。むしろそっちのほうが大切。
そういう結論に私は今のところ至っている。早口言葉聞いて分かったつもりでも、実際声に出すとできないでしょう?それと頭と口の関係は似ている気がする。若い時にバスケが得意だったという思い出があって、20年ぶりに
してみたら思うように動かなかった というのも同じ気がする。
それ、綺麗だね と言いたかったら 頭の中で英語の単語を思い出し、文法をひっぱってきて組み立てようとする。
それから口に出すまでって話せない人なら時間がかかるもの。それを文法の所を考えず単語を思い出した時点で、
口のほうにその情報を流す。すると文法考える部分の時間が節約される。it beautifulでもいいと思う。
フランス語を少しは話せるようになったかなと実感したのが学校に行ったからではなく、ボランティア活動で
間違っても話さないといけない状況で鍛えられたと思います。文法も単語もごちゃごちゃだけど、
とにかく間を空けずに話し続けることがフランス人相手では大切です。偉そうに言うけど。。
中級止まりだったけど。。私には大きな発見だったんです。
勉強嫌いで英語も普通に理解できない私がフランス語を話すようになったんだから、言葉は勉強だけの問題じゃない。今でもふと”私はフランス語話せるのか?”と信じられず
自分自身に問いかける時がある。そこで小テストを自分でしてみる。”私は昨日、リンゴを食べました”言えるか?
言える。あっ、やっぱりフランス語話せるのか。。とそのくらい自分の頭には自信がない。

 話に間があいちゃうと、多くのフランス人は顔を歪めて人によっては、立ち去ってしまいます。
アメリカではそこまでじゃなさそうだなと感じますが、”考える間”が必要な時がある。
というのは日本人のように当たり前ではありません。
何も言わずに(言えずにという理由だとしても)いると”意見が無い人””何考えているか分からぬ人”という見方を
されると思います。一度フランス人に”話さなかったら貴方の存在はなくなったということ、私の目の前には誰もいないという事よ”といわれたことがあります。話せなくても 話せません、分からない、好き、嫌い、今考えてます など間をあけないように言う事がとても大切でした。
 話が脱線してしましました。話をこのセンターについて戻します。
このセンターに行ってまず驚いた事は先生方が身振り手振り、顔芸、時には歌ったりして表現しながら教える事。
顔芸については特に驚きました。一人じゃないんですよ、殆どの先生が顔でも表現するんです。
走って疲れたという表現をする時に舌を斜め下に出して猫背にしてゼーハーゼーハーと息を荒立てるようにして
見せるとか。フランスでは絶対そんなことはなかった、自ら変な顔をして笑わせるなんてプライド?が許さないのかも。フランス人がプライドが高いって言われるのが、フランスにいる時はあまり分からなかったけど、
アメリカに来てとても感じる時があります。女性でも程度の差はあるけど変顔をして表現したりします。
歌を歌う、誰かの物まね、ダンスのステップをまねて見せるとか、アメリカ人独特なんだなーっと。
これは日本人には簡単に真似できないけど、このくらい表現豊かだとコミュニケーションがアメリカで
ウマくいくんだなと感じました。先生自身も”アメリカ人との会話には大袈裟な表現が必要だから、とにかく”ワーオ!””本当〜!!””凄いねっ”など驚いてなくても使いましょうと言っていました。
授業では普通に 私は貴方が大好き、そして貴方は私がすきでしょ、
皆貴方を好きですよ〜。ここは夢を描けば叶う街です!と一瞬宗教の集会にでもいるかのような言葉を
先生が普通に言ったりします。ハイテンションというのでしょうか。。
以前NYに住んでいたという友人に話を聞いたら、NYは元気が無いときでも周囲はほっとかない、
ヘーイ!元気だせよー!とテンション高めようと寄って来るのだそうです。
そのうち私も偽のテンションを纏って英語を話すときが来るのでしょう。ちょっと馬鹿げているけど。。
そうしないとアメリカ人に私が見えなくなっちゃうかも。仕事もチャンスも逃してしまう。
郷に入っては郷に従え。フランスと日本とアメリカ、こうも人って違うんですね!
とりあえず今日もセンターに行って、色んな国の人と話しに行ってきます。

2010年11月18日木曜日

お金が無いなら肉食べろ

そんな言葉がアメリカにはあるとかないとか。。
確かにお肉は安い。激安というほどではないけど安い。が!
おいしいかはまた別の話です。固いお肉が好きな人はいいかも。

今日、学校帰りにスーパーへ寄って買い物をしたのだが、地価が高いからか庶民的なマンハッタンのスーパーは
床から天井までいろいろな商品が並べ?重ねて?ある。そこで、このスーパーの肉売り場は
肉の下段には猫のトイレ砂が売っていた。食品と猫トイレ砂が一緒。。実においしくなさそうな肉に見える。
不思議なのが、こちらでは商品の展示に気を使わないみたい。
このスペースに入る商品ないかなぁーーあっ猫砂!いいねーナイス!グッドアイデアだね!
なんて言っているんじゃないかな。猫の餌缶詰の並びにコーンビーフのような缶詰が並んでいるんだから。

2010年11月17日水曜日

キリコの指定席

猫というのは自分の場所を見つけるのが本当に早いと思う。
キリコと共に引っ越した今の家でキリコは30分もしないで自分のくつろげる場所を見つけたようです。

それはココ。冷蔵庫の上の椅子に上っても届かない戸棚の中。
ここにキリコは朝ご飯食べてから夜になるまでずっといるのです。落ち着くみたい。
恐がりな性格もあってか、ここなら知らない人が来てもそうそう見つからないだろうという想いなんじゃないかな。
時々はキリコの家を掃除したいけど、どうやってするのかが問題だ。

2010年11月16日火曜日

アメリカ発びっくり商品

NYに来てから時々目にする発明品の商品。
驚き&爆笑ものの商品が少なくなく、そのなかの一つをひとまずご紹介。

たまご割り器具です。
卵をセットしてレバーを握ると卵を割ってくれ、付属品を取り付けると白身と黄身を
分けてくれるのだとか。。分けると言っても、ただ付属品(スプーンもどき)の上に落ちるだけ。。
果たしてちゃんと割ってくれるのだろうか。。
卵を割るという繊細な動きをこの機械10$で出来るのだとしたら、技術としては凄いと思う。
が、いらない。卵を設置するのだけでも大変な気がする。。
ちなみに右隣の商品は缶にこのキャップをつければ飲み易いというもの。これまたいらない。
このキャップを持ち歩けということでしょうか。
こんな変な物が結構多い。

自宅からの景色

自宅から見える景色です


今日からMが出張で一週間いません。これからは当分一ヶ月のうち1週間は出張です。
私はキリコと留守番です。

2010年11月10日水曜日

チップやポイントカード

アメリカはチップをあげる習慣があります。
私、知らなかったんです。
いいサービスを提供して頂いたら、チップを置いて行くというフランスの習慣と同じかと思っていたら
大違い。チップが当たり前なんですねー。

ウエイトレスやバーの店員さんなどは低額の時給の代わりにチップで稼ぐということも多いらしいので、
ウエイトレスさん達はチップの為にがんばります。必ず料理が来た後5分後に”どう?何も問題はないですか?”
と聞いてきたり、”私はジェニーよ、何かあったら言ってくださいね”と言う人もいます。
チップは食事代金の15−20%が普通。
カードで支払う場合は、カードとお勘定の紙を出し、お店はカードをスライドさせて、仮の領収書とカードを
返します。その領収書にチップをいくら払うか書く場所があって、その下に食事代金とチップの総額を書く
場所があります。その2つを記入してお店を出ます。
だからお店を出る前にチップの代金をウエイターさんに見せないで出る事ができるんですね。
スキミングのリスクは?と考えることが多々ありますが、そこはアメリカ。そうなっても大丈夫なように保険に
入るんですね。でも滅多にないようです。クレジットカードをチップ方式にしなかったのはヨーロッパ発祥のライセンスを買うのが高かったからだそう。

 またチップの話は続きます。
中華レストランだったらチップはいらないのかなと思っていたのです。だってNYの中華街は半端なく大きくて
そこは中国の世界そのもの。地下鉄の注意書きまで中国語、キオスクの商品も中国のもの。
お店の表示も中国語。道の表示(全てではない)や大手銀行の名前さえ漢字。
NYに来て3日目くらいかな?中華街のレストランで食事をしたのです。その頃はそんなにチップが絶対的
なものだと思っていなかったので、サービスも悪かったこともあってフランス式にチップは置かなかったんですね。
小銭もCentセント は分かるけどDimeダイムってなんだろう というようにパッと見て判断できない
状態。食事の代金をやっとこ出してお店を出たら後ろで中国語で叫んでいる男女が。
振り返ると驚いた表情でその二人が私を手招きしています。
戻って”なんですか?”と聞いたら また中国語の嵐。
すると”3ドル 3ドル!”チップ チップ!と繰り返します。
ああああ!ごめんなさいー!と言って手渡すと、また中国語でぶつぶつ言われちゃいました。
そこで ああアメリカはチップが絶対なんだなと分かったわけです。
任意でチップを渡すのはスターバックスやテイクアウトの食品、ハンバーガーショップなど。
タクシーもチップは必ず出すものです。
もうめんどくさいー。慣れるのでしょうけど。。価格にサービス代金込みにしてほしいです。

そして全ての買い物での表示価格は税金抜きの価格。税金は10%。
なので50$の食事をしたら55$が食事代金。+チップ11ドル=66ドルの支払い。
もし全額が25、6ドルだったら小銭はチップで払わないので(普通は)26ドル支払います。
よって、小銭を使う機会がスーパーやコーヒーショプだったりするんです。そこでも出し損ねると
どんどん小銭が増えていきます。
そういうわけで一番大きい金額の小銭は25セントですし、小銭は貧しい方にあげる事に決めました。

曖昧なお金の支払い習慣(税抜き価格で商品を買うのでハッキリした感覚でお金を出さない、チップシステム)のせいだと思うのですが、アメリカの皆さんのお金のつかいかたが雑だなと感じる事が多々あります。
10ドル以下はどんぶり勘定。なので意外とお金をつかっているという結果になります。
これは私だけではないと思うのですが。私自身も”えーとチップと税金とー”と考えると大体このくらい上乗せかな
って考えはしますが、はっきり幾ら支払うというのが分からないのです。レジではっきり分かるのですが、
そこでは既に支払うときなので既に遅し。品数が多ければ多い程意外と高かったなという感覚があります。

 ポイントカードも殆どのチェーン店はあります。貯めると何があるのか分からないけどよく使うお店の
カードはもらう事にしてます。そのうちカードでいっぱいになりそう。

”NYに生活していて、これは日本より安いというものは何ですか?”と在米17年の女性に一つ質問をしました。
答えは”アメリカブランドの化粧品とアメリカの高級ブランド品”という答えでした。
どちらもお世話になることはなさそうーー。
よく働きよく遊ぶというスピリットのニューヨーカー。本当そうだなと思います。

2010年11月9日火曜日

引っ越しました


先週の金曜(11/5)に無事新居に引っ越すことができました。
5つのトランクと猫連れてタクシーを捕まえるのに苦労したけど何とか。。
当日にIKEAで頼んだ家具が届く筈だったのに、マンションは17h以降は荷物を出し入れしてはいけない
という決まりがあって家具を入れられず、その日はコートを着て床に寝ました。痛かったな。。
しかも!ヒーターが壊れていて、来る予定だった修理の人も来れずで寒いし痛いし。。まぁでも
自分たちが支払っているアパートに入居するのは気持ちが晴れ晴れするものです。
前の高級アパートは身の丈に合わず、家賃も自分たちで払っていないので肩身が狭かったです。
アパートの住人は綺麗な服を着ている人が多くて、なんともエレベーターの中で一緒になると恥ずかしくて。。

土曜にはIKEAブルックリン店に行って細かい必需品を買い込んできました。
写真はIKEAの食堂から見えるマンハッタンの景色。ブルックリンはマンハッタンから川を挟んだ向かい側の土地。
このIKEAはブルックリンのマンハッタン側の港に近いので、こうして奥にマンハッタンのビル群が見えるんですね。


家の中の90%はIKEA商品なので、まるでIKEAのショールームにいるようです。
匂いもIKEAの匂いがするんです!早く抜けないかな。。
IKEAで買わないで他のインテリアショップで買うと、とても価格が急に高くなるので
結局IKEAで全て買う事にしたのです。IKEAは庶民の見方ですわ。ありがたや。

自宅の近くにテリヤキボーイという和食の弁当屋があるので、かなり嬉しかったです。
味がイマイチなのが残念だけど、(日本人が作っていないと思う)和食ではあるので
嬉しいかぎりです。
日本の食品も結構普通のスーパーに置いてあって、日系スーパーに限っては価格も安く、
パリに比べると随分と楽です。
治安も良く、時々自分が日本にいるんじゃないかという錯覚を起こします。

2010年11月3日水曜日

冬支度

NYはまだ寒くても5度くらい。日中はロングカーディガンとシャツくらいで歩けるくらいの暖かさ。
だけど、今日は真冬用のコートを買いに行きました。引っ越しもまだしていないのに。。
というのは冬になってからコートが欲しいと探してもサイズがもうその頃には無いのだそうです!
コートだけではありません、すべての冬物がですよ。
週末はMのセーター、冬用パーカーを買いにデパートへ。
無いんです!彼の気に入った色とサイズが。なので第4希望の色に決めることに。
人気の黒やネイビー、茶色などはもうXXLサイズしか残っていません。
引っ越し荷物はフランスのストライキの為に未だ動かずなので、多分1月くらいに届く予定。はぁ。
その頃までロングコートなしでは外に出れません。。Mにおいてはコートがありません。本人は会社に
行くまでが寒いだけだから厚手のパーカーで大丈夫。とのことで彼の暑がりな体質を考慮して、
よしMはそれでOK.
私は今日ロングのダウンコートを買いにセンチュリー21へ。
センチュリー21はNYでは有名なお店で、アウトレットのデパートといったところでしょうか。
殆どの商品が半額くらいで買えるので、願ったりかなったりです。
平日にも関わらず店内は人でごった返し、店員はややイラつき気味。
まぁ仕方ない。コート売り場へ行って物色するもサイズが!!Mサイズでデザインの良い物は
ないのです。なんやかんやと選び、私にはちょっときつめのSサイズダウンコート(最後の1つ)を買いました。
ここのお店、気をつけなければならないのは商品に穴が空いていないか、汚れていないかという点。
元は綺麗なのでしょうが、お客さんが雑に商品を扱う為にハンガーなどで穴を空けてしまっていたり
、靴のファスナーが壊れていたり、ボタンがなかったり。。

それにしてもNYの冬で寒い時は体感温度でマイナス25度というので恐ろしい話です。
靴も持って来たのは穴の空いたスニーカーとこれまた穴のあいたヒールのハーフブーツだけ。。
出費がかさみます。とりあえずお昼ご飯は学校から自宅に一度戻って自炊することにしています。
それかお弁当持参しようかな。お弁当箱がない。。
学校の話はまた今度。
Century21
22 Cortlandt street New York NY 10007
地下鉄:Fluton Street broadway Nassau
ツインタワー跡地のすぐ近く
http://www.c21stores.com/location_manhattan.html

2010年11月1日月曜日

ハロウィン

10月31日はハロウィンの日でした。
ハロウィンとはキリスト教のお祭りかなと思っていたのですが、そうではないようですね。
10月31日はカトリックの諸聖人の日の前晩の日ですが、
元はケルト人の行う収穫感謝祭が非宗教的な行事として多くの民族に浸透していったものなのだそう。
だから、宗教と関係ないイベントってことですね。
有名なジャックランタン(かぼちゃのランプ)

毎年恒例の仮装パレードが夕方から夜21hくらいにかけて6アベニューであるということで、
行ってみたのですが、人だかりで見えず。
しかし、街中に仮装している人々が沢山居てその方々を見ているだけでも楽しめました。

NYでは?仮装するのはハロウィーンだけでないようで、仮装グッズ専門のお店が結構あります。



関係ない話ですが、最近NewYorkをヌーヨーク、Partyをパーリーと発音することを覚えました。
あとright now(今すぐに)ライナウを多用します。本当に。アメリカの人はライナウを何回人生で
言うんだろうと思ってしまうくらいに聞きます。

2010年10月29日金曜日

食用オイル

今日はNYで大問題になっている南京虫大発生の対策として、新しいお家に入居するまえに殺虫剤を撒いておこうと思い、どうも効くらしいと言われている殺虫剤を買いにクイーンズ(マンハッタンの隣の街)へ行って買ってきました。
丁度マンハッタンから電車で30−35分くらいの所かな。いつかの日の為にせっかくなので物価チェック。
駅前のスーパーへ行き偵察。
マンハッタンで売っているものよりもやはり物が大きい。
多分マンハッタンは家賃が高いので、一人かカップルが多い街なのだと思う。
逆にクイーンズは家族で住んでいる人が多いようで、食品のサイズがファミリーサイズ。
いや、私にとってはこれらはファミリーサイズじゃない。食堂、業務用サイズだ。

左の緑の缶からクラッカー、トマト缶、マヨネーズ、食用油、食用油。
油なんて人の頭より大きい。
油は早く使わないと酸化して体に悪いものになるのに、このサイズで売っているというのは、
あまり油の質などには気にしないのだと思う。その他の食品についても細かい添加物などは
気にしないんじゃないだろうか。。いかんぞ、10年後に体がおかしなことになるって!
まずアメリカの食べ物を買う時に注意するのは、うたい文句が書いてあるかどうか。
添加物や保存料、着色料など入っていない場合は 大きく保存料はいってません!ってキャッチコピーが
書いてあります。ない場合は気をつけて。おいしく感じさせる魔法の悪い粉が入っているハズです。

地価の低い地域では太っている人が多く感じます。多分、この食品との関係も多いにあると思います。
運動していないからという理由だけではあんなに太らないでしょうっていう方々多し。
何かの化合物が代謝を悪くさせるとかあると思う。安いからといって何でも食べてたら、
後に大きな病気になることだった多いに考えられます。
オーガニック食品の指定基準もどのくらいの厳しさで判断しているのかも疑問ですが、
最終的にはオーがニックに私は走るでしょう。
食品についてはフランスは素晴らしいと思います。オーガニックの基準もハッキリとしていて厳しいし、
遺伝子組み換えは禁止されているし、小さな生産者も誇りを持って正しく生産している所も多い。
お金が多いのが正しい道だと生きる基準ができてしまうと、生産者は自分たちの作るものに責任をもたず、
問題が起きた時だけ自分を守る方法を考える。そんな生産者が多くなれば食品の安全性も不安定になり、
多くの人が病に苦しむことになると思います。ましてやアメリカは国民健康保険がないのに、大変です。

日本は食品衛生法が厳しく定められているので、国内に入ってきている食品の
安全性はある程度守られていることは素晴らしいと思います。

普通に暮らしていて、体に取り込んで良い物かわからぬものが溢れているというアメリカの状況は
危険を感じます。

2010年10月28日木曜日

アメリカンサイズ

アメリカの物のサイズはやっぱり大きい。
ホールで売っているケーキはこんなに。。

友人の家でこのサイズのチョコレートケーキを食べさせてもらったけど、皆が言う程すごくマズいわけではなかったです。ただ甘い、5口目くらいまでは大丈夫だけど、それ以降は少しずつペースダウンしていく感じ。


これは猫のトイレ砂売り場での発見。

一度手前の白いポリ容器の砂を買って、以降その容器をもってきてリフィルするシステム。
でもこれが重いんだな。

エコロジーで思い出したのだけど、アメリカは過剰包装をします。
リサイクル出来る紙で作っている紙バックと書いてあっても、ちょっとの買い物で紙袋を2重にして入れます。
買い物かごをレジに置いた時に即座に(これ大事)大きな声で”バック持ってきました!”
と言わないと素早い手さばきで
紙袋が用意され、さくさくと商品を詰められて行きます。
どこのお店のレジでもそう。
バック持ってきましたと言うと あらまぁ何で?っていう対応するレジの人や偉いわねぇと言う人もいます。
ゴミは紙ゴミ、缶、瓶、そしてその他の3種類の仕分けです。
スーパーの紙袋はたった10分程度しか使わないので綺麗な状態。なんてもったいないことか。
私はマイバック持ち歩いていますよー。
街のゴミ箱もちゃんと仕分けできるようなものがあればいいのに。そして多くの人が仕分けに協力
するといいのですが。。印象としてはアメリカの人は大量消費、大量廃棄していると思います。

2010年10月26日火曜日

掃除機

新居に入居するまえに、掃除をしたいので掃除機選びの為に家電売り場へ行ったのですが、
こんなガンダムの足のような巨大な掃除機が売っていました。

試せるらしいけど、棚の上のこの掃除機を取るのもできません。
いまの高級アパートにもこのタイプの掃除機の旧式があって、使ってみましたが吸引力は
思った程でもないのにやたら重くて、コードをまたぐ時なんて持ち上げる事さえ出来ず、
一度使って以来、使う事を想像しただけで疲れるので床は手で吹いています。
なので、このタイプの掃除機は買いたくないのですが、なぜアメリカは全てのものが重いのでしょう。。
腱鞘炎もちの私には牛乳パックを持つだけで痛みます。(1.75リットル)

この掃除機のとなりにダイソン掃除機が置いてあったのですが、なんとコンパクトに見えるでしょうか!
ダイソンが軽そうに見えて、高いけどそれにしたほうがいいかなとも思いました。いやいや。。
アメリカ人は日常で腕の筋肉を使っているに違いない。

こんな無駄にデカイ掃除機なんて、誰が買うんだと思うのですが、きっとこちらの女性は、
やっぱこうじゃなきゃ掃除機じゃないわよね。と思う根強いファンがいるのだと思います。

ちょっとした機械が大きすぎることが多い気がします。

2010年10月24日日曜日

アパートが決まりましたー。

残された最後の週末の今日、やっとアパートが決まりました。
狭いけど、高いけど、安全だし管理人いるし、手数料無しだったし。いいと思います。
ベストを尽くしました。よくやったと自分でも思います。

場所はマンハッタンのアッパーイーストサイドといわれているセントラルパークの東側です。
やや北側なのでイーストサイドの高級住宅街のイメージとは違い、庶民的な感じ。スーパーとか
スターバックスとかも若干暗いとか散らかっているような感じ。若者が多い感じもしませんが、
マンハッタンにアパートがあるだけでも恵まれていると思います。
それにしても何でもNYは高いよーー。
昨日、旦那の同僚達とインド料理を食べに行ったのだけど、一人7千円でした。うわーー、凹みます。
アメリカの食べ物は遺伝子組み換え食品も多く、安いものを求めるのはいいけど、食品の安全性については
疑問。遺伝子組み換え食品だと表示義務はないのです。
だから、ある程度選ばないといけないなと思うので、食費も自炊しても高め。
アパートでも食品でも高いものはキリが無いくらい高いものまであるNY。
でも口に入れる物は少々高めでも安心できるものを選んでいきたいと思います。

さぁ明日からはベット(ベットといっても折り畳んでソファーになるベット、部屋狭いから)、テーブル、椅子を
買いに行かないと。

2010年10月20日水曜日

有名人を見た

今日もやっぱり家探しで、ブロードウェイを通り過ぎた時に、人だかりがあったので覗いてみたら、
ロバートデニーロがいました。厨房とレジを行ったり来たりしていて、TVカメラも何台か入っていたので、
本物かと思います。写真は。。撮ってみたけどウマく撮れず。
どうも彼はNYに25のレストランを持っていて、和食で有名なノブも彼のレストランだそうです。
私が今日見かけたのは、ブロードウェイと50th streetの交差点にあるFamigliaというハンバーガーショップでした。アメリカの有名人もやっぱり飲食店とかも経営するんですね。
どんだけ稼ぐのやら。。

で、今日のウォールストリートの物件、ちょっと小さかったのですが、全て施設が綺麗でパーフェクトでした。

ウォールストリートのまた近くの物件は1926年の建物で古いのだけど、部屋は広くて見晴らしがよく、景色は最高。
ただ、Mの会社まで40分くらいかかるみたいで、それが悩みの種。あと近くにあまりお店がないので、
寂しい感じもします。また今日も決められず。。Mの会社の近くの今日の物件は狭かったし。
よし!これにするぞと決めたとしても、書類審査があって(しかも一万円くらいかかります)それで駄目だと
いわれれば入れないわけで。。ああー頭が痛い。。
追撃ちをかけるように12月末からメトロの値上がりです。1カ月フリーパスが86$から100$+くらいになるらしい。お金がかかる街NY。なのによく皆さん朝にはスターバックスの300円カフェを飲むよなぁ。
朝の地下鉄でスタバのコーヒー持っている人がどれだけいることか!驚きます。

そうそう、地下鉄に入ると携帯の電波が入らないのでメールも送れません。忙しいから移動中にメールとか
送りたいのに。。でもしかし、NYに来てから6h起き24h就寝、10hー17hまで外で歩きっぱなしの日々。
忙しい。なんでだろう、こんなに忙しいのは。。今だけじゃない気がする。。
買い物もしないといけないのに、その暇もない。語学学校も探したいけど、その暇なし。
アパート見つかったら、今度は勉強で忙しい気がする。パリののんびり具合はどこへやら。。

2010年10月19日火曜日

引き続き家探し

あと10日で家を出て行かないといけないのに、まだ家が決まってません。決められないんです。。
家って大切ですからね、しかも高い家賃ですから。
手数料が45万円くらいなのを、なんとか押さえて25万円くらい払ってもいいから良い場所を探しています。
家賃が25万円くらいだと狭いだけが問題になってきます。やや日当りも悪いかな。
ちょっと広いところにすると、夜は人気が無くなるとか、エレベーター無しの3階で管理人が居なかったり。
管理人(ドアマン)は郵便物を預かってくれたり、故障があれば対応をしてくれる有り難い人です。
できればドアマン付きで、日当りが良くて、安全で。。となるとやはり少々狭くなります。
あと家賃5万円+すれば解決するんですけどね。無理無理。

ここが迷っている物件。マンハッタンのど真ん中。狭さだけが問題の所。


マンハッタンの下の方、ツインタワーがあった跡地です。
フェンスが張り巡らされ、中がどうなっているか分かりません。もっとモニュメントとかあって
観光地化されていると思ったのですが、そうでもないみたいですね。

今日はウォールストリートの物件を見に行ってきます。人が住む所?!
スーパーとかが近くにないので、それが不便だそうです。あと、夜は人気が無くなるのが心配。
駅前ならいいかな。

それにしても、NYはネイルケアと指圧マッサージ、占いのお店が沢山あります。大都会だわ。

では

2010年10月15日金曜日

引き続き家探し

街はハロウィンの飾りやカボチャで溢れています。

このお兄さんは1分くらい動くのを待っていたけど、どうも撮られたい様子で動かないのでパチリ。
カボチャは食べる為に皆さん買うのでしょうか。ハロウィンとカボチャの関係を知らないので何故かなと思うのだけど、季節ものでおいしいのでしょうね。

 さて、家探しはまだまだ続きます。焦りと歩き疲れてくたくたです。
なんと手数料無しで家を探せる方法を教えてもらいました。それは足で探す、もしくは検索サイトがあるので、
そこから探して直接コンタクトを取るの2択。もちろんどちらもやってみてます。
住みたい地区に行って建物の壁に部屋空いていますという広告があったらメモ。でもそれらは不動産の番号だったり
するので、直接建物のドアマンに聞く。
素敵な大きな建物があれば、そこのドアマンに手数料払わないで入居したいけど、部屋ある?
マネージメントの人の電話番号を教えて欲しい。と聞き回ります。1日30軒くらいまわっています。
ネットではStreet Easyというサイトがあって、手数料無し物件で探します。
NYの建物は高層ビル以外のものは意外と古くてエレベーターがなく、ネズミやゴキブリ問題も多いそう。
水回りの問題も多いし、すきま風も。そういう問題があったときには対応が遅いらしいので、
高層ビルでドアマン(受付のおじさん)がいる建物だと、修理チームがいつもいるので安心。
そういう事情もあって、リスクを避けるべく高層ビルで1990年以降の建物くらいに絞ってます。
高いけど。。50万ちかい手数料を省けたら嬉しいし。がんばります。

2010年10月13日水曜日

キリコとNY

会社から提供してもらった高級アパート。今月末まで居ていいのだそう。夢もあと半月。。。
眺めは6番大通り。タクシーがわんさか下を過ぎて行きます。


キリコはその車を見るのが好きな様子。 もう半月でこの風景は無くなるのよ〜。

家賃高い!NY

週末からアパートを探しているのですが、相場が高くて高くてびっくりです。
2部屋+ダイニングキッチンで45平米くらいでしょうか。
なんと23万円です。しかも、西日だけ入る、オーブンから何まで機械ものは70年代?、階段しかない、
駅から徒歩10分。悪い所だと床が斜めだったり、水道管は錆び付いて緑色の水がでたり、
窓をあけてもゴミ広場で光が入らない所だったり。。それで23万円です。。
基本的に家賃の40倍が年収を下回っていないと借りれないそうです。
ブローカーといわれる物件を紹介する仲介人がいるのですが、その人に連絡して物件を見に行き、
契約となると年間家賃の15%を報酬としてさしあげるかたちになります。なので、
23万円の家賃のアパートを契約すると41万4千円を仲介人に払うのです。
+クレジットヒストリーという銀行の支払いで今までに問題がなかった人物かどうかの証明書が無い人は
大抵家賃3ヶ月分を前払いしたりしなければいけないのです。
私達はアメリカに住んでいたわけではないのでクレジットヒストリーがありません。なので、
3ヶ月分の敷金を支払います。(仲介人と要相談)なので23x3+41=110万円を一気に使わなければなりません。大家さんによっては6ヶ月分前払いというところもあります。その敷金は退室時に返ってくるのですが。。
では、ブルックリン(マンハッタンの向かいにある土地で地下鉄が通っている)で探すと、
ちょっとだけ広さが増えるのみであまり条件は変わりません。しかも、周りにお店等がなかったりもするので、
夜の帰宅時が気になっても来ます。そして勤務先がマンハッタンだと
通勤にもそのぶん時間がかかります。よって、ブルックリンに行くのも地域を選ぶべき。

とにかく治安が良い場所で少しでも光が入る所を粘り強く探して行こうと思います。
あとは、友人が勧める方法としては、小さな倉庫を借りて使わない衣類や本をそこに預け、
少し安い狭いアパートに住むということです。
治安が良い場所=高級な場所=スーパーも高め。な法則。
良い場所に住むにはかなりの余裕が必要なようです。
地下鉄一ヶ月フリーパスは約8千円。携帯代6千円、暖房費が1万5千円くらい。。などなど。

治安は意外とNYは悪くないみたいです。17年NYに住んでいるという不動産の女性はここ13年はスリに遭った事が
なく、危ない目にあったという話もずっと聞いていないそうです。
こちらに住んでいる日本人の顔つきをみていても、パリよりはゆったりしているので、
本当に安全のようです。日本食レストラン街で夜に酔っぱらって、地面に座っている人がいるというのは
やはり、治安が悪くない証拠だなと思いました。パリに比べたら日本食のお店も多いし、食品の揃えもいいし、
日系の医者や、日本の商品を扱うお店まで多いのでその分、とても楽になったなぁと感じます。
人の多さといい、街の明るさといい、まるで東京に住んでいるようです。
一番有り難いことは、アメリカ人は優しい人が多い!片言の英語でも聞いてくれるし、ましてや舌打ちなんて
してきません。(どんだけ!フランス人。全てのフランス人じゃないけど)

部屋探しはまだまだ続きそうです。

2010年10月8日金曜日

NYつぶやき

出来るだけ気づいた事はどんどん書いて行こうと思います。
殆ど驚いた事なのですが。。

ーMの会社の休憩室にはコーヒーメーカーとm&m’sチョコレート(カラフルな錠剤のようなチョコ)が
ボタンを押すとざらざらと出て来る機械があって、食べ放題なんだそうな。
Mには即、禁止令を出しましたが。

ー地下鉄、バスは一回乗ると2、25ドル。高い!2駅くらいだったら乗らない方がいい。
だからニューヨーカーは歩くんだねぇ。会社から交通費は出ませんでした(泣)

ーコーンフレークのパッケージにはバナナとナッツが乗っているので買ったのに、中身はバナナもナッツも入っていなかった。詐欺だ。

ー備え付けのオーブンは小学生があぐらをかいて入れるくらい大きい。何を焼くんだ!
電子レンジは猫2匹分くらい入る。

ー家具、調理道具付きアパートなのだけど、湯沸かしポットがないのにコーヒーメーカーとトースターが常備。
湯沸かし用器具はやかんだった。アメリカンはやっぱりコーヒーとトーストが絶対なんだなぁ。

ー街にはスターバックスやコーヒー店が多く、街行く人は何故かコーヒー屋で買った飲み物を手にして歩いている。
コーヒーがすぐ側にないと落ち着かないのかな。その気持ちは3年くらい住んだら分かるのだろうか。

ーソファーの上にいっぱいクッションがある。ベットの上にもクッションと枕が4つもある。
よくアメリカ映画の中にもクッションだらけのソファーとか出て来るけど、いまだに何故か分からない。

2010年10月7日木曜日

とりあえず驚いたことを2、3

あまり驚かなかったとお伝えしたところですが、これは??と感じた事を2、3書いておこうと思います。
こういうのって数年後に読み返すと面白いものです。
1、水とかジュースのパッケージが1ガロンパックだったこと。1ガロンとは3.79ℓなのですが、
容器は長細いものではなく15x15x25cmくらいのキューブでプラスチック容器です。
まるで液体洗剤のようなので、これは飲むためのものなのか迷いました。
もちろん1.5ℓボトルもあるのですけどね。
2、シャワーヘッドが2m20くらいの高さに置いてあって、取るのに背伸びをする必要がある。
しかも、シャワーヘッドが1キロくらいあって重い!何の必要性があってこんなに重いのか。。筋トレしてしまう。
3、アパートの家賃が世界一高い街だとは知っていたけど、食料品も意外と高くてサンドイッチも
ひとつ千円くらいしました。場所柄もあると思うけど、考えてしまいますね。。
外食もハンバーガーとサラダだけで2千円くらいしました。
4、おかわりできる飲み物は頼んでいないのに、まだ一杯目も飲み終わっていないのに(一杯が500ccくらいあった)当たり前の様にファミレスの店員さんが通ったついでに2杯目を汲んで1杯目のグラスの脇にどーんと置いて行った。こんなにアメリカ人は水分を取るのだろうか。。
5、携帯屋のお兄さんが携帯買った時に電話番号やメールボックス設定など全部セッティングをしてくれた。
こんなにやさしいサービスはこっちでは普通らしい。

2010年10月6日水曜日

無事にNYへ着きました


10/5日 13H 無事にJFケネディ空港に着き、そのままタクシーでレジデンスホテルまで。
気になっていた飛行機内でのキリコの様子ですが、時々出たがってケージの格子から手を出して、にゃーにゃー鳴いていましたが、殆どは諦めたようにじっとしていました。離陸は気づかなかったようで、着陸の際は衝撃があった時だけにケージに入っているのに後ろを振り返っていました。
13年前くらいに初めて訪れたときのNYの空港の雰囲気は100キロは超えている人がいっぱいいて、警官までもが200キロはあるんじゃないかって感じで、街にも太った人が溢れ、
すべての物が日本に比べて1.5倍くらい大きい印象だったのですが、
フランスに8年近くも暮らしたからなのか、100キロ級の人々は見かけず、車は大きいものが多いなと感じるくらいで、13年前ほどの衝撃はなかったです。
これからはとにかく英語!勉強がんばらないと。。でも最近記憶力が悪くて悪くて、普段の生活をしていても心配なくらいなのですが、今度は英語を勉強して、早めに習得できるのかまた不安です。やるしかないです。
最近、引っ越しなどで疲れが溜まっているし寝不足なので、とにかく寝て元気になるためにぐっすり寝ようと思います。
いやぁ引っ越しは片付けが苦手な者としてはかなりのストレスでした。

2010年9月17日金曜日

引っ越します

私をご存知の方は既に知っていると思いますが、来月からNYへ引っ越すことになりました。
7年と9ヶ月のパリ生活、長かったような短かったような。
色々とありました、前半ははっきり言って辛い事ばかりでした。
それからすこしつづ改善し、今では鼻歌歌いながら買い物袋をさげて帰れるくらいの
余裕と楽しさ、安心した平和な時間を過ごしています。
こうして8年近くも、何とか暮らして行けたのは全ては周囲の協力や励ましがあってのことです。一人では暮らせなかったと確信しています。
初めての海外暮らしがパリだったというのは、私にとっては上級者コースでしたね(笑)
なので、NYへ行っても多少の事があっても挫けないだろうなと思っています。
まさか8年近くもいるとは思っていなかったし、フランス国籍マダガスカル人と結婚までするとも思っていませんでした。
人生は何があるか本当に分からぬものです。
結婚も、アートも苦も楽も踏みしめながら続けてなんぼだと思います、これからも
皆様どうぞご支援よろしくお願い致します。

今日、アメリカ大使館でのビザ面接を終えて、無事1週間以内には発効されるとのことで、
ようやく引っ越し準備のエンジンがかかりました。
大使館では全ての指紋を採られ、大国に行くんだなと、なんとも苦笑いですが、
どの国に行っても郷に入っては郷に従おうが基本。不思議な文化、習慣の壁も
横に習えの精神でがんばります。
あと1週間で家の中身を出さないといけないので、かなり大慌てになりそうですが、
とにかく箱につめて7年お世話になったこのアパートにお辞儀して出て行こうと思います。

そういうわけで、かなりしばらくブログをオヤスミします。
次回は NYのらりくらり で会いましょう。

2010年9月13日月曜日

マダガスカルから戻りました

18日間の旅はあっという間でした。
見るものの殆どが初めてで、車による長旅も長く感じることもなく、
やたらと写真やビデオを撮りまくった旅となりました。
いろいろとお見せしたい写真がありますが、ざっと9枚選んでみました。


ラヌマファナ国立公園の森は苔に覆われた木やツタが多く、大きなシダ植物やバナナの木など。そこはまるでジュラ紀のイメージ。


シファカを発見。殆どを木の上で過ごすらしく、地上10メートル上くらいにいました。
双眼鏡をやっぱり持って行けばよかった。。



ワオキツネザルが住んでいる森へ。大きな岩場を越えた所にいました。


この大きな木の中に何匹のワオキツネザルがいるでしょう?数えてみて。



イサル国立公園はマダガスカルのグランドキャニオンと言われている所。
岩盤状の道を歩いていると突然木が生い茂る場所があり、そこには自然に出来たプール
がありました。


ここも他のナチュラルプールの場所。水が一滴もないような岩場を歩いていたのに、
谷底には小川があり、その両サイドには樹木が。そしてプール。自然の不思議です。



マダガスカル南西部海岸地域にあるイファットにはバオバブが多く集まる地域があり、
その公園を訪ねました。



イファットの海は海岸からモーターボートで15分くらい飛ばしていかないと、
いけないくらい浅瀬が続きます。浅瀬の先は大きく波が打ち寄せ、その波を越えると
大海原へ。そこまで行ってシロナガスクジラを見つけに行きましたが、残念ながら、
私達が行った時には鯨が現れず残念でした。



最後に首都にある動物園でキツネザルに餌付けをさせてもらった時の写真です。
とても可愛いでしょ。

マダガスカルは遠い国ですが、皆さんにも是非行ってほしい国だと思いました。
人はのんびりしていて(のんびりし過ぎの事もありますが)、客引きが皆無だし、
騙そうとする人には会う事はありませんでした。
ただ、貧乏な国ですから、水道の設備も悪く、綺麗な水が得られないということの
大変さが身にしみました。
郵便ポストもありませんでした。
あとは蚊に刺されないように注意するのが面倒だったかな。
藁で作った家に住んでいる裸の子供達、大変でも生きている姿を見て
自分はどんなにか恵まれているのかと感じました。この運を無駄にしないように
生きなければ行けないとも思いました。
そういう意味でも、人生に迷った人など行くといいのかもしれませんね。