最近、ブラジャーのCMを見て、これは日本の価値観と大きく違うなぁと感じたのでご紹介。
DIMという下着メーカーのCMで、この商品のポイントはワイヤーを使っていないのに
しっかり包み込み、ナチュラルなラインが得られるという点。
日本でのブラジャーのCMは(私の独断と偏見ですが)金髪の10代後半のような少女に
可愛らしい淡い色のブラをつけさせて、天使のような、妖精のようなイメージをだしていることが多いと思うのです。女は決して挑発的なブラではなく、繊細でふわふわを軽そうで、
可愛い純粋な女性を想像させるようなものを着けるのが理想的であり一般的で不変の意識かと
思うのですが、フランス女性の理想はかっこ良く、強く自信に溢れ、美しい女になることなので、ブラジャーもこういうCMを打ち出すのだなぁと感じながら見ていました。
両極なこの理想の女像はどちらがいいとは思わないけど、国も変わればブラに期待するイメージも変わるというわけです。あとひとつ違うのは日本のブラはちょっと男性の眼を意識している、男性の理想ブラの意見も取り入れている、女性もその眼を気にかけているという点、
フランスは男の意見には耳を傾けず、100%女性の意見だけでブラは作られている気もしました。もちろん、フランスには日本女子がびっくりしてしまうセクシーなブラが溢れていますが、それを目的別に選ぶのは女というわけです。CMひとつでも女性の世に対する取り組み方が現れていますね。そういえば、フランス女性はわざとブラをしないで、胸のトップを透けさせてセクシーさをアピールするひとも出てきます。それもフランス女子の受動的ではなく、能動的な姿勢。私からすると、いいなと思う事もあるけど、能動的なフランス人がまぶしいというか、つかれさせられることも多く、ぐったりします。ブラから主張されてたらね、疲れますよ。
2009年8月27日木曜日
表現の自由ではあるけれど
お久しぶりです皆様。
あっという間に時は過ぎて、それでも日々生活しているなかで、
あれをブログに、これを題材になど頭に浮かんではその場で空想し、
こんな風に書いたら、表現したらおもしろいかな。なんて考えていることも
多くありまして、その度に完璧なシナリオが頭に表現されきってしまい、
満足、満足と完結することが続いてしまいました。
重複しますが、想像して、あっ これブログにこう載せたら面白いなぁとか感動が伝わるかなとか、一人街を歩きながらにんまりする日々でした。
友人にkirikouさんは妄想好きだよねって言われて、何となく納得です。
表に出さないと伝わらないですよね。行動するのが面倒に感じたりする年頃なのかもしれません。34年も生きているといい加減、行動の先が読めてしまうと感じてしまうんですよね。
でもそれを想像して、何も行動しないということを繰り返していると
これから34年ぽっちの人生観の中でしか動けなくなる=凝り固まる=老化
なのかなとふと思ったり。
たかがブログ、されどブログです。
ブログを通して、他人である自分を確認してみたりします。
今まで書いたものを読み返すと、ああ、こういう風にしか表現できないのか。とか。
で、芥川賞作家の作品を読んでみたりして、言葉での表現って深いなとこの歳で感じたり。
小学校の時に作文を書かなくてはいけない時がやはりありまして、その授業の主な目的は
起承転結を学ぶだったと思います。
大体の書きたいことの枠組みが決まったら先生に途中評価をしてもらわなくてはいけませんでした。そのときは書きたいことがあるのに、起承転結がどういうことか分かるのに、
結果、全然できませんでした。先生がざっと私の作文を読むと
「全然分からない、何が言いたいのか分からない」とやや怒りながら言ってくれたのですが、私も自分が考えていることは曖昧な印象の断片ばかりで、自分でも何をいいたくて書いたのか分かっていなかったのを覚えています。
言葉で表現するということは、ぼんやりじゃいけないんだなと今は分かります。
でも、ぼんやりでも伝わるという方法を使えるプロの作家さんがいるということも
感じてもいます。人に自分の思っていることを伝えるということは難しいことだなと
思うのですが、まぁそうやって考えてはこうしてブログにタラタラと書き綴る行為も
老化防止に繋がるのでしょう。
あっという間に時は過ぎて、それでも日々生活しているなかで、
あれをブログに、これを題材になど頭に浮かんではその場で空想し、
こんな風に書いたら、表現したらおもしろいかな。なんて考えていることも
多くありまして、その度に完璧なシナリオが頭に表現されきってしまい、
満足、満足と完結することが続いてしまいました。
重複しますが、想像して、あっ これブログにこう載せたら面白いなぁとか感動が伝わるかなとか、一人街を歩きながらにんまりする日々でした。
友人にkirikouさんは妄想好きだよねって言われて、何となく納得です。
表に出さないと伝わらないですよね。行動するのが面倒に感じたりする年頃なのかもしれません。34年も生きているといい加減、行動の先が読めてしまうと感じてしまうんですよね。
でもそれを想像して、何も行動しないということを繰り返していると
これから34年ぽっちの人生観の中でしか動けなくなる=凝り固まる=老化
なのかなとふと思ったり。
たかがブログ、されどブログです。
ブログを通して、他人である自分を確認してみたりします。
今まで書いたものを読み返すと、ああ、こういう風にしか表現できないのか。とか。
で、芥川賞作家の作品を読んでみたりして、言葉での表現って深いなとこの歳で感じたり。
小学校の時に作文を書かなくてはいけない時がやはりありまして、その授業の主な目的は
起承転結を学ぶだったと思います。
大体の書きたいことの枠組みが決まったら先生に途中評価をしてもらわなくてはいけませんでした。そのときは書きたいことがあるのに、起承転結がどういうことか分かるのに、
結果、全然できませんでした。先生がざっと私の作文を読むと
「全然分からない、何が言いたいのか分からない」とやや怒りながら言ってくれたのですが、私も自分が考えていることは曖昧な印象の断片ばかりで、自分でも何をいいたくて書いたのか分かっていなかったのを覚えています。
言葉で表現するということは、ぼんやりじゃいけないんだなと今は分かります。
でも、ぼんやりでも伝わるという方法を使えるプロの作家さんがいるということも
感じてもいます。人に自分の思っていることを伝えるということは難しいことだなと
思うのですが、まぁそうやって考えてはこうしてブログにタラタラと書き綴る行為も
老化防止に繋がるのでしょう。
2009年7月17日金曜日
フランスのオバサン
ふと考えたことを書きます。
日本でおばさんっぽいと言われるガハガハ笑う、頬を触りながら買い物する、
話しながらパシパシ叩いてくる、手首をまわしながら?そうそう。としてしまったりするのは
万国共通のおばさん化現象なのかと考えていると、さて、フランス人のおばさんはソレをするのかということが疑問ですが、日本人ほどしないんですよねーー。
時々まだ20代だろうっていう子が店中がドン引きするくらい大声で笑っていたりするのですが、手首まわしの声かけはまだ見た事がない。
パシパシ叩かれもしない。
どちらかというとフランスでのおばさんっぽい行動とは
簡単に言うと嫌な性格の悪いおばさん なのです。
文句を嫌味ったらしく言う。
大声で話す(これは年齢関係ないかも)
割り込んで来る。(性格の問題だと思うけど、若い人はしない)
店員に一つ質問するところが、何故か話が自分の私生活の事についてまでの
ちょっとした文句もふまえて長ーーく話し込む。
これは日本にも共通することだけれども、セレブなお金持ち層の人よりも
庶民的な生活をしている人に多いと思います。
なんでしょうね、フランスの女性は日本人からみると、
潔くかっこよく自立した女性 というのが当てはまると思います。
天海祐希さんみたいな感じでしょうか。女優の容姿をもっていなくとも、
行動が潔く、自分に合っているもの、自分が好きなものを分かっているし、
それがどんなに変なものに映ったとしても自己責任。
一度、20代前半の女の子に聞いた事があります。
「どんな女性像が理想としているの?」
答えは カッコいいクールな女性よ とのこと。
かわいい女性にはなりたいと思わないの。って
そこに 日本とフランスのおばさんの違いがあると思います。
決して人に いい人 と思われたいと思っていない事。
日本でおばさんっぽいと言われるガハガハ笑う、頬を触りながら買い物する、
話しながらパシパシ叩いてくる、手首をまわしながら?そうそう。としてしまったりするのは
万国共通のおばさん化現象なのかと考えていると、さて、フランス人のおばさんはソレをするのかということが疑問ですが、日本人ほどしないんですよねーー。
時々まだ20代だろうっていう子が店中がドン引きするくらい大声で笑っていたりするのですが、手首まわしの声かけはまだ見た事がない。
パシパシ叩かれもしない。
どちらかというとフランスでのおばさんっぽい行動とは
簡単に言うと嫌な性格の悪いおばさん なのです。
文句を嫌味ったらしく言う。
大声で話す(これは年齢関係ないかも)
割り込んで来る。(性格の問題だと思うけど、若い人はしない)
店員に一つ質問するところが、何故か話が自分の私生活の事についてまでの
ちょっとした文句もふまえて長ーーく話し込む。
これは日本にも共通することだけれども、セレブなお金持ち層の人よりも
庶民的な生活をしている人に多いと思います。
なんでしょうね、フランスの女性は日本人からみると、
潔くかっこよく自立した女性 というのが当てはまると思います。
天海祐希さんみたいな感じでしょうか。女優の容姿をもっていなくとも、
行動が潔く、自分に合っているもの、自分が好きなものを分かっているし、
それがどんなに変なものに映ったとしても自己責任。
一度、20代前半の女の子に聞いた事があります。
「どんな女性像が理想としているの?」
答えは カッコいいクールな女性よ とのこと。
かわいい女性にはなりたいと思わないの。って
そこに 日本とフランスのおばさんの違いがあると思います。
決して人に いい人 と思われたいと思っていない事。
2008年1月30日水曜日
最近驚いたこと
先日MとカフェでランチをしていたところMが外を見ながら「あっ高校生がタバコを吸っているね」と。私「なんで高校生って分かるの?」
M「だって高校の前だよ」
私「高校生はタバコ吸ってはいけないでしょ?なのに堂々と高校の前で喫煙?」
M「学校の外は学校ではなく、そういうことは誰でも叱る権限はないんだ。自己責任だよ」私「えー!じゃあ先生は何も言わなくて、もしかして先生と学校の前でタバコ吸いながら話したりするの?」
M「それはないけど、先生は注意しないよ」
私「日本では学校によっては、自分の学校の生徒が悪いことしていないか、街中を見回ったりするんだよ」
M「それはフランスじゃありえないね」
私「じゃぁタバコを友人から勧められたら吸ってしまう人が多くなるんじゃない?」
M「そうだね。でも断ればいいんだけど」
私「だからフランスは女性も男性も喫煙者やアルコール中毒者が多いんだね。若い時からタバコとお酒を覚えてしまう」
M「学校ではタバコやお酒が与える影響を教えたりはするんだけどね」
私「それじゃ、フランスで子供を学校に行かせるのも、どんな学校に行かせるかも慎重になるね」
こういうわけで、妊娠中のフランス人の友人がまだお腹にいる子供の高校はどこに行かせるか吟味しているという話も納得。他にもお金がかかるけど、とある有名市立進学校に行かせているというのも分かる。場所柄貧しい人が多く住んでいる地域の公立学校に行かせると、周りに影響されて非行に走るんだっていう話も悲しいが分かる気がする。
これはどうだかわからないけど、お金持ちの人達は時々、新しい人に出会う時にとても警戒心が強いように感じる。どんな人なのか、どんな教育されている人なのか、貧乏じゃないか、外見は?などなど。私もフランスに来てからは会う人全て新しいわけだから、そういう目で判断されているなぁと感じる時がしばしば。感じ悪いのだけど、こういう背景をみると仕方ないのかなとも思う。貧富の差が大きければ大きい程そういう社会になるのでしょう。
M「だって高校の前だよ」
私「高校生はタバコ吸ってはいけないでしょ?なのに堂々と高校の前で喫煙?」
M「学校の外は学校ではなく、そういうことは誰でも叱る権限はないんだ。自己責任だよ」私「えー!じゃあ先生は何も言わなくて、もしかして先生と学校の前でタバコ吸いながら話したりするの?」
M「それはないけど、先生は注意しないよ」
私「日本では学校によっては、自分の学校の生徒が悪いことしていないか、街中を見回ったりするんだよ」
M「それはフランスじゃありえないね」
私「じゃぁタバコを友人から勧められたら吸ってしまう人が多くなるんじゃない?」
M「そうだね。でも断ればいいんだけど」
私「だからフランスは女性も男性も喫煙者やアルコール中毒者が多いんだね。若い時からタバコとお酒を覚えてしまう」
M「学校ではタバコやお酒が与える影響を教えたりはするんだけどね」
私「それじゃ、フランスで子供を学校に行かせるのも、どんな学校に行かせるかも慎重になるね」
こういうわけで、妊娠中のフランス人の友人がまだお腹にいる子供の高校はどこに行かせるか吟味しているという話も納得。他にもお金がかかるけど、とある有名市立進学校に行かせているというのも分かる。場所柄貧しい人が多く住んでいる地域の公立学校に行かせると、周りに影響されて非行に走るんだっていう話も悲しいが分かる気がする。
これはどうだかわからないけど、お金持ちの人達は時々、新しい人に出会う時にとても警戒心が強いように感じる。どんな人なのか、どんな教育されている人なのか、貧乏じゃないか、外見は?などなど。私もフランスに来てからは会う人全て新しいわけだから、そういう目で判断されているなぁと感じる時がしばしば。感じ悪いのだけど、こういう背景をみると仕方ないのかなとも思う。貧富の差が大きければ大きい程そういう社会になるのでしょう。
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