2010年6月4日金曜日

フランス女は強く美しく

最近、ブラジャーのCMを見て、これは日本の価値観と大きく違うなぁと感じたのでご紹介。
DIMという下着メーカーのCMで、この商品のポイントはワイヤーを使っていないのに
しっかり包み込み、ナチュラルなラインが得られるという点。

日本でのブラジャーのCMは(私の独断と偏見ですが)金髪の10代後半のような少女に
可愛らしい淡い色のブラをつけさせて、天使のような、妖精のようなイメージをだしていることが多いと思うのです。女は決して挑発的なブラではなく、繊細でふわふわを軽そうで、
可愛い純粋な女性を想像させるようなものを着けるのが理想的であり一般的で不変の意識かと
思うのですが、フランス女性の理想はかっこ良く、強く自信に溢れ、美しい女になることなので、ブラジャーもこういうCMを打ち出すのだなぁと感じながら見ていました。
両極なこの理想の女像はどちらがいいとは思わないけど、国も変わればブラに期待するイメージも変わるというわけです。あとひとつ違うのは日本のブラはちょっと男性の眼を意識している、男性の理想ブラの意見も取り入れている、女性もその眼を気にかけているという点、
フランスは男の意見には耳を傾けず、100%女性の意見だけでブラは作られている気もしました。もちろん、フランスには日本女子がびっくりしてしまうセクシーなブラが溢れていますが、それを目的別に選ぶのは女というわけです。CMひとつでも女性の世に対する取り組み方が現れていますね。そういえば、フランス女性はわざとブラをしないで、胸のトップを透けさせてセクシーさをアピールするひとも出てきます。それもフランス女子の受動的ではなく、能動的な姿勢。私からすると、いいなと思う事もあるけど、能動的なフランス人がまぶしいというか、つかれさせられることも多く、ぐったりします。ブラから主張されてたらね、疲れますよ。

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