2010年3月11日木曜日

冷凍食品専門店

フランス人は共稼ぎが多いので、仕事で疲れて帰って来て料理をするにはやはり億劫に
なっている。それでもちょっと楽してでも料理して栄養を摂りたい。
そんな時に便利なのが保存も利く冷凍食材。もしそれが美味しくて、種類もあって、
各国の料理も楽しめたら?
その需要にぴったりとはまっているのが 冷凍食品専門店、Picardピカー(ル)だ。
フランスの地方にどのくらいあるか分からないが、パリでは30店舗も出店。
この30店舗というのはかなりの数だと思う。というのはパリの端から端まで地下鉄で30
分で行けるくらい、パリは小さい街なのにだ。
人口が多いんじゃないかと思うかもしれないが、東京の人口が大体フランス全体の人口くらいのもの。都会だけど夜には東京と比べ物にならないくらい人通りがない。そんな小さな街パリ
に30もの冷凍食品専門店がある。それは驚くに値する事だと思う。

自然解凍するか、オーブンで15分焼くだけのケーキ。開封したときの状態。



これが15分焼いた後。見た目だけでもかなり美味しそう。約600円

さて、このピカール商品数が半端じゃない。野菜の切ったものだけでも40種類はあると思う。そこからポタージュや野菜炒め、イタリアンの野菜ミックス、中華用のミックスなど、
肉も鶏ももから子鹿の肉まで形態も様々。魚も同様に何十種類とある。伊勢エビまでもある。
さらに加工品はピザから寿司、点心、パン、ケーキ、パーティー用の一口サイズのサンドイッチの詰め合わせなど多種多様。どんだけフランス人は食べ物にこだわるのだろうと思う。
高い割には質の悪い物が多いフランスでも、食に関しては妥協しない。スーパーに行けば
お菓子コーナーだけでもコンビニの棚の7割くらいの種類を置いているし、チーズの棚も
7メートルくらいはあるだろうし、やはり美食天国なのだと思うこの国は。

0 件のコメント: