2009年9月21日月曜日

フランス遺産の日

毎年9月、2日間だけの遺産を一般に公開する日があります。
今年は、フランス銀行と旧国立図書館へ見学へ行ってきました。

これ、フランス銀行の中ですよ。パリの中心にこんなベルサイユ宮殿みたいな空間が。。
外観は他の建物とそう変わらないのですが、中は荘厳の一言。
ここを通ってフランス銀行の取締役は出勤するようです。どうなってるのー?
1635年に建てられて、1713年にトゥールーズ伯爵によって買い上げられ、この名前は今もトゥールーズの館のアパルトマン という名前で残されています。
さて次は旧国立図書館です

オーバル型の広い空間の壁面はすべて本、本、本。
映画の舞台のようです。天井はガラス張りで自然光が柔らかく注いでいます。

ここでは本の修復や、本をスキャンしデータ化などしているようで、
この人は本の装丁の金箔押しをデモンストレーションしているところです。
初めて見ました。これってそういえば手仕事なんですよね。綺麗でした。
他にマーブル模様を紙にプリントをするデモンストレーションもありました。
専門職、かっこいいですね。
ああ、いいもの見たなぁって思える1日でした。

2009年9月15日火曜日

ジェラールミュロ

おいしそうでしょう?ここはパンもケーキもおいしいジェラールミュロというパティスリー&ブランジュリー です。
ここの近くに来たらパンオショコラかケーキを買って帰ってしまいます。
高カロリーだけど、こんなおいしいもので太るんだったら本望。このためになら40分走ります。
とりあえず、なんでもおいしいです。店自体は小さくて、有名店と思えないこじんまりとした感じ。でも中に入るとやはり会計を待つ列があります。
ケーキは商品棚の前で注文し、オーダーした紙をもらって奥のパンコーナーで会計。
並んでいる間にパンを凝視してしまうので、やっぱりパンも買ってしまう。
ここでケーキを買ってルクサンブール公園で食べてもいいですね。あっしないでほしいのはケーキをカフェに持ち込んで食べる事。やらないか。。
5月に一時帰国した際に、あんな小さなお店なのにジェラールミュロの紙袋を持っている人を
みかけて、えっ!東京にもお店あるんだーーーって驚きました。
パリに行けない方は、ぜひ東京で。大丸デパートにはいっているそうです。

Gerard Mulot (eの上にアクセント)
76 rue de Seine 75006 Paris

2009年9月11日金曜日

老舗ろうそく専門店

上品おしゃれ街、サンジェルマンデプレを歩いていると敷居が高そうなロウソクのお店を発見。
外から覗くと一つ一つの香水ロウソクが丁寧にアンティークのドーム型のガラスケースに入り、
クジャクの剥製が飾られている。それはもう、300年変わらずに塵ひとつ積もらない使われていない古い屋敷の伯爵の書斎のような不思議な空間。
入れない、普通の私だったら。でも、隣にいた友人も、これは二人だから入れると思わない?
と言ってくれ、意を決して重厚の金色の太い取っ手のあるガラス扉を押しました。

何を見てもどうしたらいいか分からない。。
お店の人に触ってもいいですか?と聞き、一つ一つのケースに入っていない香水ロウソクを
嗅いでいく。いいーー香り。上品だねー、高級な香りー、あっこういう匂いがするお金持ちの
おじさんっているよねーなんて、語彙が少ないのが悲しいくらい。
はっきり分かった。私達のレベルじゃない。絶対的に。
きっとプライドが高い男性だったら、かなり打撃を受けてしょんぼりするかもしれない。
女子である自分たちが少しだけ報いがある気がした。
そうなっては、もう楽しむしかない。
ふと地下からお客さんがロウソクを抱えて上がって来た。
あれ?地下も行けるんだ。
古い石でできた階段の突き当たりにはこれまた石で出来た看板がかけてある。
「Fontaine Jardin」噴水の庭。
降りてみる。
地下に広がる世界はまた別世界。ファンタジーの世界。
土が敷かれ、その上にはウサギや亀やキノコやチーズ、花々が並べられ、それらすべてが
ロウソクだった。とても可愛らしい、5歳の女の子の夢のお庭のよう。

大人になった私達にはうれしいような値段設定でもありました。
下は2ユーロからあります。球根のロウソクがかわいらしいけど、ここから摘み取って
私の家に持って帰ったところで、一生そのロウソクに火をつけられない私は、
そのファンタジーを持って帰ってはいけない気がした。
絵本の中を歩いたような空間。これもパリの楽しさなのだと思う。
Cire Trudon
78rue de Seine 75006 Paris

2009年9月2日水曜日

ユニクロ

最近ユニクロの広告が目に飛び込んで来る。どうも10月、オペラ座の近くにユニクロの大型店舗がオープンするそうです。
近年、世界中の先進国の都市に行っても同じようなお店が並ぶので、今更驚くことじゃないんですが、ユニクロってフランスに受け入れられるのだろうか。と広告を目にするたびに思う。
数年前にパリ郊外のビジネス街ラデファンスにフランス初出店されて、行った事はないけど、
噂では日本人のお客さんが多いとか、漫画を始めとする日本ファンや日本=Tokyo=オシャレ 
と思うオシャレさんが覗く店舗とのことを聞く。好評だったから、ショッピングの一等地に
お店を構えるのだろうけど、なーんか引っかかるんですよね。
だって、ユニクロって普段着の着心地良くて安くて、色や種類が豊富ってイメージがあるのですが、皆と同じなら安心だわーっていう日本人感覚はフランス人にはないんじゃないかい?
と勝手につっこんだりしています。そして、ジャージや伸びる素材の服ってチープなイメージだし、パリ近郊では田舎ものorヤンキーが良く着ているような。。でも他にないポイントとすれば、
チープでも縫製のチェックの厳しさや素材研究がされていること、それこそ、made in Japanの強みなのかなと思います。がんばれJapan企業

2009年8月27日木曜日

今年最後の夏日に海へ

23日は天気予報では最後の夏日だということで、Mも疲れていることだし、
海へ日帰りでいってこようということになりまして、パリから2時間で行けるノルマンディーのトルーヴィル/ドーヴィルへ行ってきました。この二つの街は隣り合っていて、駅もそのままの連名での名前です。
ここ、昔にパリジャンのお金持ちの別荘の地として一時期大開拓されまして、今ではパリ21区と言われるくらい(パリは20区のみ)第二のパリ、パリのビーチというような感じです。
お金持ちのお遊びのカジノと競馬場、別荘もあります。
が!私にとってはレイモン サヴィニャックの街ということで知っていました。サヴィニャックとは昔のイラストレーターの名前で、彼の作品が街のあちこちで見かけることが出来るのです。
この写真の絵もそう。かわいらしいでしょう。海岸沿いには彼のポスターが点々と展示されています。日本での広告の仕事もしていますよ。森永チョコとか豊島園など。
トルーヴィルの海岸の貸しパラソルはこんな感じ。おしゃれで可愛らしくて、憎いわぁーこの
センス。茨城の海岸では畳が敷いてあったもの。それもフランス人からしたら
おしゃれーって思うのだろうか。。隣の芝は畳?

フランスでの引き潮はかなり引きます。というのはパラソルがある場所から海まで100メートルは離れてしまうのです。ぼーっと2時間も浜辺で寝ていたら波が見えないくらい遠くに。。ということになってしまいます。浅瀬が続くからでしょうね。ちょっと海へって走って行って遊んで帰って来るのに往復10分かかったりする。

表現の自由ではあるけれど

お久しぶりです皆様。
あっという間に時は過ぎて、それでも日々生活しているなかで、
あれをブログに、これを題材になど頭に浮かんではその場で空想し、
こんな風に書いたら、表現したらおもしろいかな。なんて考えていることも
多くありまして、その度に完璧なシナリオが頭に表現されきってしまい、
満足、満足と完結することが続いてしまいました。
重複しますが、想像して、あっ これブログにこう載せたら面白いなぁとか感動が伝わるかなとか、一人街を歩きながらにんまりする日々でした。
友人にkirikouさんは妄想好きだよねって言われて、何となく納得です。
表に出さないと伝わらないですよね。行動するのが面倒に感じたりする年頃なのかもしれません。34年も生きているといい加減、行動の先が読めてしまうと感じてしまうんですよね。
でもそれを想像して、何も行動しないということを繰り返していると
これから34年ぽっちの人生観の中でしか動けなくなる=凝り固まる=老化
なのかなとふと思ったり。
たかがブログ、されどブログです。
ブログを通して、他人である自分を確認してみたりします。
今まで書いたものを読み返すと、ああ、こういう風にしか表現できないのか。とか。
で、芥川賞作家の作品を読んでみたりして、言葉での表現って深いなとこの歳で感じたり。


小学校の時に作文を書かなくてはいけない時がやはりありまして、その授業の主な目的は
起承転結を学ぶだったと思います。
大体の書きたいことの枠組みが決まったら先生に途中評価をしてもらわなくてはいけませんでした。そのときは書きたいことがあるのに、起承転結がどういうことか分かるのに、
結果、全然できませんでした。先生がざっと私の作文を読むと
「全然分からない、何が言いたいのか分からない」とやや怒りながら言ってくれたのですが、私も自分が考えていることは曖昧な印象の断片ばかりで、自分でも何をいいたくて書いたのか分かっていなかったのを覚えています。
言葉で表現するということは、ぼんやりじゃいけないんだなと今は分かります。
でも、ぼんやりでも伝わるという方法を使えるプロの作家さんがいるということも
感じてもいます。人に自分の思っていることを伝えるということは難しいことだなと
思うのですが、まぁそうやって考えてはこうしてブログにタラタラと書き綴る行為も
老化防止に繋がるのでしょう。

2009年8月11日火曜日

バイヨンヌ祭り

2泊3日で7月31日ー2日までフランスの南東にあるバスク地方 バイヨンヌに旅行してきました。一度バスク地方には行ってみたいと思っていて、丁度バイヨンヌで大きなお祭りをしているということもあって、行って参りました。
パリからTGVで5時間半。そう聞くと遠いように感じるのですが、TGVの椅子がゆったり作られているので、寝易いし本など用意しておけば、あっというまに到着です。

バイヨンヌ祭りは日本で言う博多どんたくとか、ねぶた祭りのような地元の人にとってはとっても重要で団結力が強く、どちらかというと男性のほうがテンション高くなるお祭りといったかんじです。バイヨンヌ祭りは5日間ありまして、毎日朝9時頃から深夜まで街のあちこちでイベントをしているんです。そのイベントをお酒を飲みながらぶらぶらするというお祭りで、特に牛追いや大きな人形が街を練り歩くなど見せ場もあるようです。
特徴的なのが、全身白い服を着て赤いスカーフやウエストの赤いマフラーのようなものをつけるのが正装で、この格好をしていないと かなり浮きます。
旅行に出る前に かなり大暴れしてひどい人がいるのよー とは聞いていたのですが、
思ったより酷くはなく、感心したのは参加者が若者だけでなく、赤ちゃんから80近いおばあちゃんまでもが正装して街をあるいていることです。皆、飲んで食べて歩いて、時々踊って。。と楽しそう。
そうそう、もっと驚いたのがバスク人は男女共にカッコいいです。体格がしっかりしていて、
ちょっと喧嘩っ早い。肌も褐色で目の色はブルーグレー。基本的にやさしくて素朴で、笑顔があふれていました。いままでのフランス旅行のなかではない やさしい人々で、旅行していて癒されました。おすすめですよバスク。料理も安くておいしいー。





スペインの国境ちかくだったので、日帰りでビルバオにあるフランク O,ゲイリーが設計した
グッゲンハイム美術館へ行ってきました!すごいでしょう!全部チタンですよ。
村おこし企画で建てられたそうですが、ものすごいお金のかけようです。収蔵作品も
有名なものばかりで、どうしてこの村に。。って疑問。
とにかく、アメリカ人建築家なのか画集でみるより大きい美術館で、迫力がありよかったです。見れてよかったー。