2010年7月16日金曜日

瞬間湯沸かし器のような女性

定期検診で産婦人科のエコー写真を撮る為に病院へ行きました。
受付で「この検査は膀胱に尿が溜まっている状態でないと検査できませんから、
このお水(大量)を飲んで隣の待合室でお待ち下さい」と言われ
私「トイレ行こうと思っていたのだけど、行かないで来たから今でも検査可能な状態ですよ」
私の外国人である外見と発音で、おねえさんは勘違いしたようで、
「この検査はおしっこ出してからじゃ駄目。トイレ今行ったら駄目よ」
私「だから、トイレ行っていません。今行けるくらいですけど、待合室で待ってますよ」
受付 びっくりするくらい大きな声で「だから!トイレは駄目。トイレ行ったら検査しませんから!」
私「分かっています。何てこれ以上説明すればいいんですか?私はトイレに今すぐ行ける状態
なんです。トイレにはいきましぇん!」
しーーーーーーん。。。
受付「分かったわ。隣で待ってて。」
で隣の部屋(ドア無し)に入って行ったわけですが、そこには大勢の方が男女含めて
待っているわけで、さっきの会話は丸聞こえで。。
そんな中に入るわたしは、膀胱パンパンの女性 ですと紹介されてステージに立つような
ものです。恥ずかしい。。
以前の尿検査の時も受付のお姉さんはカウンターに私のそのモノを(透明ケース)置いて
後ろに並ぶ男性患者などの目を気にしてくれるわけでもなく、会計をしたりするので、
はらはらものです。もうバカになるしかない瞬間がときどきフランスではあります。

言葉が聞こえづらかったりすると、いきなりイライラして大声出す女性も本当多いし、
舌打ちもよくされたりします。今は、そんな対応されても、はいはい。と怒ったり
落ち込んだりしないのですが、多分フランスに来たての人はこういうので落ち込むよなぁと
過去の私を思い出すのでした。病院でも銀行でも学校でも、聞き取りづらいフランス語を聞くと急に態度変えて攻めるようになる人が多いんです。これは本当なのだけど、
その方々もその時だけ苛つくようで、1秒後にはイラつきも忘れちゃうんです。だから
逆に言うとさっぱりしていて、付き合い易い。分かり易い。
だから、フランス人に何かを聞いて はぁ?って嫌な顔をされても気にせず話つづけてみてください。慣れないけど。。答えない人もいれば、答えてくれる人もいるし。
なんだろう、大雑把に言うと、こちらの人はもっと野性的というのでしょうか。
猫だってちょっと嫌だなと思ったら逃げたり、パンチしたりするでしょう?そんな感じです。

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