2008年6月2日月曜日
昼下がりの消防ショー
日曜の昼過ぎにドアをまた強くノックする音が聞こえて、2週間前の下階のおばあちゃんとの水漏れ事件を思いだし、固まった。なっなに?!また!どうしよーー。
ウィ?とドアを開ける前に聞いてみると、「消防です!開けてください!」と。
うぁーーやっぱりまた事件よ。いや?それとも悪質な泥棒?! 怖いよーどうしよう。。
数秒悩んでいるとまた「開けてください!なにやっているんですか?」と。
ドアののぞき穴から覗いても暗くて相手の顔が見えない。そしてドアにはチェーンがない。そして今週末はMが南仏へ出かけている。迷った挙句Mに電話。Mは「開けたら?」と。よし!そうだな。ガチャ・・太陽の下で働いているからか、元気そうな日焼けした体格の良い消防士さんが立っていた。彼は一言「水漏れしてない お宅?」 私は「またですか!!ーー! いえ、うちは何もないですよ」彼は「あっそう、それだけです さようならマダム」 えっ気になるじゃーん。外を見ると消防車と人垣があり、向かいの建物に住んでいる人々もちょっとした イベント いや、事件に興味津々で上半身をおもいっきり伸ばしてみている。
慌てて一階に降りて今度は忙しい消防士に「私の部屋は大丈夫なの?何があったの?」と聞くと、大丈夫気にしないで。。と返事。とぼとぼ階段を徒歩で上っていくと3階の部屋が水浸し。。で、肝心の4階の人がどうも留守中らしい。それが問題だったみたいで、消防士さん達、こうなったら突撃だってことで、消防車がハシゴを伸ばして、外から窓を割って突入。一部始終を5階の窓からみていると、なんと消防士さんが梯子を伸ばすときにコントロールできなくて、4階の人のベランダを壊してしまいました。それを見ていた向かいのおねえさんが、嬉しそうにへへへっと悪代官といたずら少女を混ぜたような顔をして笑ってました。
結局4階の人の水漏れが原因だったようですが、それほどすごい規模の水漏れでもないのに消防士が突入するなんて驚いてしまって、もし2週間前に私も外出中だったらきっと。。と想像すると恐くなりました。ああ水漏れのない建物に住みたい。
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