2007年12月27日木曜日

今年もありがとうございました




早いものでもう今年もあと数日。今年は日本での年明けを迎えられたのを始めに、数回の展示と集合アトリエの閉鎖、新しくキリコという家族を迎え年末に来年度の展示会の予定も入り、昨年よりももっと無理をせず、精神的にもフランス生活に慣れたと感じた年でした。皆さんはどんな年でしたか?
来年は体調にも気を配り、より一層の努力をしていきたい年にしたいと思います。
この写真はパリから東へ40分ほど電車に乗って行ったマルヌ川岸です。
この2羽の鳥は今年2007年に産まれた鳥たちだそうですよ。鳥にとっては1年は大きな成長の年だったようですね。
また来年も毎日更新とはいきませんが、ご愛読のほどよろしくお願い致します。
楽しい年越しをお過ごしください。

2007年12月21日金曜日

開運掃除なるか?

結構がんばって色々な物を捨て、大掃除した。だからなのか分からないけれど急にどんどこ良い知らせが入ってきてちょっとビックリしている。
ひとつはギャラリーでの3人展示の一人として白羽の矢が立ったということ、
カフェでの展示願いも今のところすんなりOK出してくれたこと。
フランスに来て初めてパリのギャラリーからオファーが来たこと。
それが一度に12月で押し寄せたのです。
でも全てにおいて問題が起こらないようにしっかりと運営管理しないと、相手側をパニックにさせてしまう危険性もあります。売れた場合の各ギャラリーの取り分や展示作品のダブりがないか、画廊のお客が私に個人的に買いにきたときはどうするのかなど。(画廊の手数料が引かれるので実際多い)一つの大御所ギャラリーと契約すればそういった問題も半減するけど、今のところはアートエージェントとの契約のみで動いているので、エージェントからの展示依頼以外だと自分で管理です。うーー怖い。
大掃除が開運になるのか、試練が降ってきたのかは私次第。
作品作るのも大事だけど、管理に気をつかうことが一番大切なのってなんだか変な気がする。
来年も実りある年であるように。

2007年12月20日木曜日

また今年も困っている

クリスマスまでもう少し。今年も10人集まってクリスマスパーティーをするのですが、Mは仕事で忙しいので私が毎年それぞれのプレゼントを買い集めてラッピングして24日に備えなければなりません。今日は今年最後のアソシエーションの仕事日でクリスマスの前ということもあって訪れる人も届けられる古着や新品の下着類が多く忙しかった。こちらのクリスマスは日本でいうお正月。そのクリスマスを一人で過ごす貧しい人々にも少しの豊かさを!ということでアソシエーションがお金を集めて買ったものも整理しなくてはならずで今日は久々に声を張り上げて訪れる人、一人ずつ対応しました。仕事の後はクリスマスプレゼントを買い集める決戦の日として大型デパートへ出陣。人がここも多い〜!お客さんの殆どが多分わたしと同じ状況でプレゼントを吟味し購入しなくてはいけないのか、絶対買い揃えたるでぇ!という熱気が伝わってきました。だから手袋やマフラーなどの小物売り場には人だかりが。私ももれなくその中の一人で商品を選んでいたわけです。私もリストアップしておいた商品をなんとか揃えパッケージが似ているものが多いので名前のポストイットをすぐに張り、とりあえず70%のプレゼントは終了。クリスマス当日には食材の買い出しです。もうこの季節はいつも何を買うのか迷うのです。誰がパーティに来るのかを2週間前にはチェックして、その人間関係から趣味からアレルギーやベジタリアンかなど全てを含めて何を買うか考えるのだから。。そしてカップルで来る人は現在も同じ人とつき合っているのかとかも遠回しにチェックしておいたほうがいいし。去年と同じ物は駄目だし。マンマミーヤ

2007年12月18日火曜日

キリコの体調報告

猫好きの友人達にキリコがあまりにも静かで動かないので何かの病気だろうか?と相談していまして、やっと最近キリコを連れて病院へ行きました。みなさんにキリコの体調、健康状態の報告します。みなさん心配してくれてありがとう。

どうもキリコは静かな猫のようで、それがキリコの性格のようです。
ワクチンもしてもらったから大丈夫でしょう。
でも太りすぎだと注意されてしまいました。

最近はずっと布団の中で寝ているので、猫が居る家に思えないほど存在感ゼロなキリコ。
少しはかまって欲しいわぁ。

遅い反応



以前、妹から送ってもらった またたび の粉末に反応しなかったキリコなのだけど、私が忘れた頃にキリコがごろごろと転がりだした。鼻の先には またたび粉の袋が。
えっ!もしかして反応している? 確かめようと取り上げたら酔っ払いな雰囲気で私の手にある またたび粉を取り返そうとしている。おお!なんだか嬉しかった。
その後またキリコは別のもので反応しました。それは漂泊剤の臭い。
床を漂白剤で拭いていたら後ろで酔っ払いキリコが だらーん としている。早速ネットで調べてみると猫は漂白剤の臭いが好きなんだそうです。でもその臭いは猫のおしっこの臭いとも似ているらしく、間違えて漂白剤で拭いた所におしっこをしてしまうそうですから、猫を飼っている方は注意です。殺菌のつもりが猫トイレを設置しているようなことになってしまいます。なので殺菌にはお酢が良いそうです。

2007年12月11日火曜日

最近好きな物



それはスープ。
アソシエーションの同僚Nおばあちゃんはよくスープを飲む。毎回のように「昨日はスープと
パンと残り物のおひたし?のようなサラダを食べた」と言うので「フランス人はスープをよく召し上がるのですねぇ」と言うと「もうそれだけあれば私は十分でお腹いっぱい」と言うのを何気に聞いていたのだけど、最近寒くなってきてスープもいいかな?なんて思うようになり、スーパーで見かけるレトルトスープコーナーの広さに おお?!と驚く。
幅1メートル棚数5段はあるところに沢山の種類のスープが陳列されている。初めはひとつ買って おばあちゃんの言う通りのメニューで食べてみたら 結構スープで満足お腹一杯。
それからというもの、少しづつ色々な味を試してみた結果 今度は自分で作ろうと思い、既製品のスープの材料をヒントにして自分の好きな味で新鮮なスープ作りに夢中。
写真のスープは最近のヒット作。
かぼちゃとじゃがいも、栗と牛乳、少々生クリームのスープ。少しシナモンを入れてできあがり。味は塩だけで十分。
今度は何にしよう。

2007年12月10日月曜日

今日のキリコ



今日はちょっと寒いのよ。

キリコが見当たらない!と思って探していたら、布団の一部がぽっこりしている。
居た。それにしても呼んだら動いてくれてもいいのになぁ。

パリの窓から



英語の講座で出会ったボリビア人の友達の家にひさしぶりにお邪魔してきました。
彼女の家からの眺めが好きで、いつも彼女がお茶を準備してくれている間にぼーっと
車が人が通り過ぎるのを見ています。
今日も長い冬の夜が始まります。

2007年12月7日金曜日

チョコ チョコ Chocolat !


フランス人でチョコレートが嫌いと言う人に会った事が無い。
朝食にチョコパン、ココアという組み合わせも意外ではない。
そのくらいチョコレートの消費量が多い国フランス。
そして何故かクリスマス時期になるとチョコレートの詰め合わせや
ショコラティエ(チョコ専門店)でもクリスマス限定詰め合わせなどが
店先に並びます。それをクリスマスに食べるために買う物なのか、季節ものとして
12月に食べるものなのか私はまだ知りません。
Mが会社の近くの Cote de fanceというショコラティエの前を通りかかった時に、
日本人の老夫婦がこのお店で買い物をしていたのを見かけて、日本人が来る店=おいしい店
と思ったそうで、このチョコレートの詰め合わせを買ってきてくれました。
私は知らなかったお店だけれども有名みたいですね。
食べてみると ん!おいしい。Dalloyauダロワイヨのチョコより、Jean paul hevinより、
Maison de chocolatよりおいしい。個人的にここのチョコレートは好きな味。
今までのチョコの中で3番目においしいかな。
第一位はホテルモーリスのチョコ(働いていた友人からおこぼれ) 二位はMichel chaudun ミッシェルショーダンのパヴェという半生?チョコwww.miche-lchaudun.jp です。
あとオーガニックのチョコもおいしいですよ。
チョコレートが大好物ではない私でも 格別おいしいチョコを食べると濁った目がキラッと輝いてしまう。
Cote de France 25 avenue de l'opera 75001 Paris が本店

2007年12月5日水曜日

cafe での展示報告





週末に20区にあるCafe des sportsというスポーツと関係ない(ステージがあるので)ライブハウスカフェというのかな?そこでグループ展示をしました。
沢山の方が来てくれ、展示も無事終了。
私の作品はミュージシャン隣の大きな絵とその隣の小さな写真2枚、そしてスクリーンに映し出したビデオの4点です。
写真の作品だけの展示をしてみたいので展示場所を探しています。
来てくれた方々、足を運んで頂きありがとうございました。

2007年12月4日火曜日

シャンゼリゼ点灯



もう12月に入りましたね。
今年も恒例のシャンゼリゼ通りにライトアップが先月下旬に点灯されました。
今年は環境にも配慮してエコ電球を使用したそうです。色合いがややブルーがかっていて
通年のオレンジ色とは印象が違いますね。
最近は日が暮れるのが早くて4時半くらいになると、もう薄暗くなってきますから一日が早く過ぎていってしまう感じがします。

オークション

昨日友人の所有するアフリカンアート作品の一部をオークションに出品するということで、初めてオークションを見に行ってきました。
今回のオークションはアフリカンコンテンポラリーアートのオークション。
小さなお城のような会場に入りドアを開けると、競りの声が響いてきました。
500です。どうですか?600、600、もういないですか?後悔なしですね?
ボンッ(ハンマーで叩く音) えー次の作品は。。。といった具合です。
50平米くらいの会場の壁や床には作品が設置されて、中には私も知っている作品もあったりして、どのくらいでこれらが競りにかけられるのか楽しみ。私たちが座った場所は後ろの方だったので、初めいまいちどうやって値段が上がっていくのか、誰が今値段を上げたのかが分かりませんでした。しばらく経ち、どうも手を胸のあたりでちょっと上げると作品によりますが、100ユーロづつ上がっていくサインのようです。
ついに友人の出品した作品が競りにかけられました。
電話越しのお客さんと会場のお客さんの動きがやや大きくなり、ダダダダーっと値段が上がり
ボンッ。作品の作家の知名度からすると値段が低めに落札されたのには リアルな値段なのだなぁと感じたのですが、彼女が購入した元値からは何十倍もの価格になったことは良かったのではないかと思います。
今回の競りで買い手がついた作品は多分15%くらいだったのではないでしょうか?
これはオークション会社としては喜べない状況だと思います。実際に「あー嬉しいですねぇ」って競り落とせない作品の後に皮肉を込めて言って会場を笑わせていたので、気まずい展開だったのでしょう。全体的な印象としてはオークションに来る人は出品者または投資目的の買い手だけだったように感じます。