2010年4月20日火曜日

春なのに離婚ラッシュ

こんな話題を出すと、私を知っている人達がはらはらすると思うが、
私のことではないですヨ。
それにしても、35歳にもなると結婚している友達も多くなるけど、
離婚しましたっていうカップルもちらほら出て来る。
ここ2ヶ月で既に3カップルが離婚の報告をしました。
桜はないけれど、なんとなく はらはらと舞落ちる桜の花びらを見ていたい気分にもなります。
結構つらいもんです。すべてのカップルは結婚当初から ちょっと関係が不安定で、
結婚に踏み切って大丈夫なのかなと思っていた方々だったので、
あっそうか、駄目だったか。苦労したんだな、友達は、大変だったなと思うと
同時に人生は山あり谷あり、苦労も付きものだなとしみじみ思います。
私達結婚します!とニコニコ笑顔で報告する友人を目の前にして、やはり もうちょっと
考えた方がいいんじゃない?なんて水をさすようなこと、誰も言えませんよね。。
でもやっぱり離婚してしまって、苦労した友人達を見ると、私は言った方がよかったのだろうかと心が痛みます。
 友人だけでなく、周りの話を聞くには、外国人カップルでお互いが母国語で会話しない
カップルは結構、申し訳ないのですが別れやすいみたいです。細かいニュアンスが伝えられず、そのうち話をはしょるようになって、会話が少なくなって。。という感じで、
あとは、相手が自分の国の文化や言葉に興味を示さない場合。
相手側の家族を含めて全ての相手側の人が、お互いの国の経済レベルで上下関係を決めてしまう場合。
日本人カップル同士の離婚も多いです。理由は皆さんが想像することなどです。

 こんな文章を読んだら、自分のことはどうなってるの?大丈夫なの?って思う人も
いると思います。こればかりは国際結婚に限らず、大丈夫としか思えないものです。
別れないのが良い事だとも、周囲を見ていて思えませんし、夫婦はお互い足りない所を
補い合いながら生きることだとも思うし、喧嘩をしつつもうまくより良くやっていくことが
人間を大きくすることだとも思うので、結婚もすばらしいことですが、離婚という決断も
その人がそれで幸せに近づくのであればいい選択なのかなとも思います。
国際結婚の良い所、悪い所、日本人同士の結婚の良い所、悪い所、いろいろと
みて感じてしまう35歳なのでした。やっぱり春はどことなく寂しいものです。

2010年4月19日月曜日

アイスランドの噴火でパニック

14日にアイスランドで噴火が起きて、その火山灰がヨーロッパを包み、飛行機が飛べなくなっています。そのことで、こちらは大、大パニックなのに、それほど日本では騒がれていないことがびっくりしました。
細かい飛行情報についてもTVやネットニュースで取り上げられていないようで、どうしてだ?
って思っているのですが、遠い国とはいえ、ヨーロッパ便に関わる人は多い
と思うのですがね。。
きっとゴールデンウィーク近くなってもこのままなら、もっと大きく取り上げられるのでしょうか。さておき、パリの空は曇っていることもなく、晴天が続き、どこに火山灰はあるんだろうと
思うのですが、空高くにはあるようです。
日本からフランスに旅行で来た方が帰れなくなっていたり、ヨーロッパの航空会社でチケットを購入した人は払い戻しが利かないかもしれず、しかも旅行先のツアー代金も行けないのに払わなくては行けない人など。。
 今日はKLMの貨物便が昨晩スキポールから離陸し、Sharjah(エミレーツ)バンコクに到着。勿論無人飛行で飛んでみたようですが、火山灰の影響は、機材には無かったようです。
以前に火山灰の中を飛行した飛行機のエンジン全てが停止して急降下して、無事では
あったものの、機体に大きな損傷を負った事も数回あるようで、やはりここは慎重になら
ざる終えません。
各航空会社の損害大きく、このままいけば破産してしまうので、どこもパニック。
なんとかして飛ぶぞとやっているようですが、やはり不安はついてきています。
NY、香港 シンガポールにトゥールーズ(フランス南)からの便は再開したようで、
パリからバスにお客さんを乗せて移動し、優先するお客さんはそうして旅発っているようです。バスで行くのも時間かかるし、かなりの体力的負担がお客さんに。。
なのにですよ!国鉄はストライキしてるんです。こんな時に。。
俺たち関係ないもんっていうフランスっぽい事なんでしょうが。。
パリ市内から空港への電車がストライキで本数減っているんです。ある意味ブラボーです。
 

2010年4月15日木曜日

バスに乗る前に

バスに動物を持ち込む場合は、箱に入れなくてはいけない。
電車に乗る時も定例、箱にいれなくてはいけない。(盲導犬は別) 
はずなのだけど、なぜかメトロに犬をケージに入れて乗る人はいない。。
だから、時々混んでいる時は犬の足を踏みそうになって恐い。
何故か?バスは規則に従う人が多く、大型犬はみたことがない。
多分、運転手が近くにいるので注意されると思うからかもしれない。
バス停に犬を連れて来た人が、汚いバックを広げて大人しい犬を入れていた。

犬自身も慣れている様子。この犬の毛のぼさぼさ加減が可愛らしく、お顔も写真に撮りたくなった。



暖かくてもう、眠そうな顔。
そうそうしているうちにバスが来て、彼はおばちゃんに運ばれて行くのでした。
って、犬つれてどこに行くのかな?と思うけど、おばちゃんにとっては2人で一つなのかも
しれません。動物が入れない場所は図書館、美術館、映画館くらいだから、こちらは
動物と一緒に過ごすのが楽しそう。
猫はうまいように歩いてくれないから、そこが残念かな。

2010年4月10日土曜日

パリの穴場?博物館

パリの真ん中にあって、とても面白い博物館がある。
狩猟と自然博物館です。
ここにはなんといっても沢山の剥製が展示。
最上階は現代アーティストの展示があって、展示されるアーティストは
何かしら、剥製などと関係したアーティスト達で、その作品もそういうわけあってか、
とても個性的で面白い。



これはオオカミの剥製。ちょっと間抜けな顔。


従来の博物館のイメージとは違い、驚きや展示方法もフランスだからなのか、とても美しい。
アンティークの引き出しを一つづつ開けて見る標本もすばらしい。
子供も大人もちょっとしたお化け屋敷みたいでワクワクする博物館。
第一日曜は無料なので、是非。有料でも価値があると思います。

Musée de la Chasse et de la Nature
62, rue des Archives - 75003 Paris
Tél. : 01.53.01.92.40 / Fax : 01.42.77.45.70
毎日(日曜、祝日を抜かして)11 h 00 から 18 h 00オープン

2010年4月2日金曜日

友人のオーガニックカフェ

今、友人が経営しているオーガニックカフェに飾る水彩画を描いています。
友人は有名なホテルのパティスリーで修行した後にこのお店を開店しました。


飲み物もケーキもお昼のランチも全部オーガニック。
そしておいしいんです。やさしい味っていうんでしょうかね。


店内から厨房が見えて、それも素敵なんです。

是非、パリにお越しの際は立ち寄ってみてくださいね。お値段も普通のカフェと変わりません。
Autrement sucre
15 rue custine 75018 Paris

残念ながら2010年で閉店してしまいました。

ポストカード

パリは世界一の観光の都市なのか、とにかくお土産屋さんが多い。
先日パリのデパートの文具売り場にあった、パリの古い写真のポストカード。
一瞬、お土産用ねと考えたけど、この売り場は写真額や文具、画材などを売るコーナー。
ようするに、これらはお土産だけでなく、フランスに住んでいる人にもおすすめしている
というわけ。

こういう写真ってかわいいなと思うし、このポストカードのシリーズはちょっと面白い
古い写真 だから飾っておいてもオシャレでちょっとした和みのカードなのでしょう。
それにしても、これが日本であったとしたら と考えると日本ではあり得ないかなとも思う。
戦後の子供達や動物のモノクロ写真をポストカードにしてデパートで売るだろうか。その写真達が和み系だとしても、オシャレには感じる人は少ないだろう。あったとしても外国人用のお土産だと思う。
こういった考えがフランスと日本の違いでもあるなと思う。美的センスというものだろうか。
古いものに関してだけではない、例えば パリって描いてあるTシャツが美しく描いてあると
思えば、パリジャンも利用するということ。
日本だったら東京ってオシャレに描いてあるTシャツは着ないだろう。着てもウケを狙っている
んじゃないかとも思う。そう、何かを生活に取り入れようって考えた時に、
フランス人は物の意味を深く考えない。綺麗だからいい。それだけ。
そういうセンスを感じた時にふと、私はいいなと思うんです。